クラック氏、アロンソ続投へ期待「モータースポーツには彼のような存在が必要」
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のF1での将来は、依然として不透明なままだ。2度の世界王者は今季限りで身を引くのか。アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラック氏が、現状と自身の願いを語った。
3つの選択肢、そして「もう少し時間が必要」
2027年に向けて、アロンソはどの道を選ぶのか。スペイン人ドライバーはまだ去就を明らかにしていない。可能性が高いのは次の3つだ。アストンマーティンに残ってF1を走り続けるか、チーム内で別の役割に就くか、あるいはアストンマーティンの世界耐久選手権(WEC)チームで走るかである。
アロンソ自身は、決断の発表には「もう少し時間が必要だ」とはっきり語っている。判断の鍵になるのは来季のレギュレーションと、それに伴うマシンの走りやすさなどの要素だという。もし規則が現行のまま据え置かれれば、F1は現役ドライバーとしてのアロンソを失うことになるのだろうか。
アストンマーティン「続投を望んでいる」
クラック氏は、金曜日にマドリードでこう述べた。
「彼がどこまで本気なのかは、本人に直接聞くのが一番だと思う。ただ、チームとして続けてほしいと考えていることは、これまでずっと変わらず明確にしてきたつもりだ。とはいえ、フェルナンドの考えは尊重しなければならないし、彼が必要とする時間も尊重すべきだ。前にも言った通り、全員にとっていい解決策を見つけられると確信している。あとは待つしかない。彼が決断を下したら、我々はそこから前に進む」
「モータースポーツにはアロンソのような存在が必要」
この2度の世界王者からの要望は、具体的かつ多岐にわたるという。クラック氏はこう続けた。
「彼は変えてほしいことがひとつではないとはっきり言っている。僕はモータースポーツにはフェルナンドのような存在が必要だと思う。彼が続けてくれるなら、我々全員にとって大きな喜びだ。彼の期待に応えるためにできることは実行に移していくつもりだ。そのうえで、いい解決策にたどり着き、これからも一緒に戦っていけることを願っている」
アロンソの2027年の去就をめぐる背景については、「アロンソ、45歳での歴史的ポイント獲得―ザントフォールトが変えたアストンマーティンの物語」で詳しく分析している。ホンダとアストンマーティンのPU開発の最新動向は、「ホンダF1 最新情報」にまとめている。
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