サインツ、ウィリアムズと新たな複数年契約に合意—2027年のウィリアムズが確定
アレックス・アルボンがウィリアムズとの契約延長を発表した翌日、カルロス・サインツもチームとの新たな複数年契約に合意した。これにより、ウィリアムズは2027年シーズンのレギュラードライバーラインナップを正式に完成させた。
苦戦の2026年を経て、チーム再建への長期コミットを表明
フェラーリを離脱し、2025年にウィリアムズへ加入したサインツは、初年度に2度のグランプリ表彰台を獲得。チームのコンストラクターズ選手権5位浮上に大きく貢献した。
2026年シーズンはチームとして苦戦が続いており、サインツ自身も中国、マイアミ、カナダでの最高9位を含め、ここまでに獲得したポイントは6点にとどまっている。しかし、チームの再建とフロントランナー復帰に向けた取り組みに賛同し、長期的な残留を決断した。
サインツは発表に際し、以下のようにコメントしている。
「アトラスシアン・ウィリアムズF1チームの一員として旅を続けられることに興奮している。ファクトリーやサーキットで働くチームのメンバー、そして水面下で進む投資やハードワークを心から信じている。
僕たちには、ともにこの状況を反転させる力がある。ウィリアムズを本来あるべき場所へ戻すという決意は、初日と変わらない。チームとともにさらに多くの思い出を作っていきたい」
ボウルズ代表が称賛する「コース内外でのリーダーシップ」
フェラーリのシートをルイス・ハミルトンに譲る形となった際、サインツは他チームからのオファーを断り、チーム代表ジェームス・ボウルズ代表が掲げる長期ビジョンに納得してウィリアムズ入りを選択した経緯がある。
ボウルズ代表はサインツの契約更新について次のように語った。
「カルロスが加入した瞬間から、彼のステアリングパフォーマンスとファクトリーでの献身性は、このプロジェクトにとって非常に価値あるものとなっている。エンジニアとともに連日コンマ数秒を削り出す作業に取り組んでくれた。
彼はチームのリーダーであり、再建を進める中で到達可能な未来を見出していることを嬉しく思う。優れたレースクラフトや速さだけでなく、高いパフォーマンスを追求する裏での働きぶりも際立っている。アレックスとともに、グリッド上で最も強力なラインナップの1つを形成できていると確信している」
アゼルバイジャンGPのアップデートで後半戦の巻き返しへ
ウィリアムズはアゼルバイジャングランプリにて新たなアップデートパッケージの投入を予定している。サインツはこのアップデートを足がかりに、シーズン後半戦、そして2027年に向けたトップ10フィニッシュの定着を目指す。
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