2年間の苦闘の後、メルセデスは2024年にトップに返り咲けるか?

過去2シーズンは間違いなくメルセデスにとって厳しいもので、チームはかつての圧倒的なフォームを取り戻すのに苦労してきた。しかし、いくつかの前進の兆しを見せたメルセデスは、2024年に再び強くなることができるのだろうか?ここではメルセデスについて知っておくべきこと、そしてこれからの1年で彼らが掲げるであろう主な目標等を紹介する。

2024年のドライバー

ルイス・ハミルトン #44: ワールドチャンピオン7回、優勝103回、ポールポジション104回、表彰台197回、4639.5ポイント、332回レース出場

ジョージ・ラッセル #63: 優勝1回、ポールポジション1回、表彰台11回、469ポイント、104回レース出場

ここ数年はメルセデスにとって厳しい状況が続いているが、ルイス・ハミルトンはメルセデス史上最も成功を収めたドライバーの一人であることに変わりはない。ハミルトンは2014年から2020年にかけてメルセデスで7回のタイトルのうち6回を獲得している。

2021年に惜しくもワールドチャンピオンを逃したハミルトンは、その後1勝も挙げていない。2025年にフェラーリへの移籍が発表され、今シーズンはメルセデスでの最後のシーズンとなる。

ジョージ・ラッセルは2023年のシーズンのドライバーズランキングをハミルトンの3位に対して8位と苦戦した後、メルセデスでの3度目のシーズンに臨む。2025年には新たなチームメイトを迎えることになるラッセルは、この1年でチームリーダーとしての地位を確立したいに違いない。

昨シーズン

困難な2022年シーズンから一転、メルセデスの運命は2023年に向けて大きく好転したようには見えなかった。問題を抱えた先代マシンW13の設計思想を踏襲したW14では、チームは引き続き問題に直面していた。

4月には舞台裏でジェームズ・アリソンがテクニカルディレクターに復帰するなどの再編成が行われた一方で、メルセデスのレースフォームには進歩の兆しが見え始めた。

その後、いくつかの浮き沈みがあった。ハミルトンがハンガリーGPで見事なポールポジションを獲得した、チームにとってポジティブな瞬間があった一方で、サンパウロGPはチームにとって特に厳しい週末となった。

しかし、コンストラクターズランキングではフェラーリを抑えて2位を獲得し、ドライバーズランキングではフェルスタッペンとセルジオ・ペレスのレッドブルコンビに迫る3位をハミルトンが獲得した。

メルセデスの歴史

メルセデスの名が初めてF1に登場したのは1954年のこと。

しかし、現在メルセデスとして知られるチームがティレルの名でF1に参戦し始めたのは1960年代後半のことだった。最終的にこのチームはブリティッシュ・アメリカン・レーシング(BAR)に売却され、新しい名称での初シーズンは1999年に行われた。

BARはホンダと提携し、2006年からはホンダのワークスチームとなった。しかし、2008年末にホンダがF1撤退を発表すると、ロス・ブラウンとチーム経営陣が買収に乗り出す。新生ブラウンGPは2009年にドライバーズとコンストラクターズの両チャンピオンを獲得し、ジェンソン・バトンがワールドチャンピオンに輝いたのは有名な話だ。

その後、ブラウンGPはシーズン終了後にメルセデスに買収された。2010年から2013年にかけて穏やかな成功を収めたブラウンGPは2014年にF1界をリードする存在となり、2014年から2021年にかけて8度のコンストラクターズタイトルと7度のドライバーズタイトルを獲得する長期的な成功の幕開けとなった。

偉大な功績

他のチームもF1界を席巻した経験を持つが、メルセデスが2014年から8年連続でコンストラクターズタイトルを獲得したことは、ターボハイブリッド導入直後ということもあり、今でも傑出した功績として語り継がれている。

この間、ルイス・ハミルトンは7回のドライバーズタイトルのうち6回を獲得し、2016年にはチームメイトのニコ・ロズベルグがドライバーズチャンピオンに輝いた。2021年にマックス・フェルスタッペンが初のワールドタイトルを獲得したことで、この連続ドライバーズタイトルは幕を閉じた。

2024年への重要な目標

オフシーズンはメルセデスにいくつかのサプライズをもたらし、チームはハミルトンがメルセデスでの最後のシーズンになるという現実に適応しなければならなくなった。

しかし、ブラックリーを本拠地とするメルセデスは、2024年にサーキットで何を達成できるかに集中している。

チーム代表のトト・ヴォルフは、レッドブルへの挑戦はエベレストに挑むようなものだと語っているが、前進を目指すチームからは慎重な希望が感じられる。

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