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アロンソのカナダGPリタイアの真相―シートの破損ではなく“腰痛”が原因だった

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Fernando Alonso Azerbijan GP フェルナンド・アロンソ、2025年アゼルバイジャンGPにて アロンソのカナダGPリタイアの真相

フェルナンド・アロンソのカナダGPリタイアについて、当初はシートに問題が生じたと伝えられていた。しかしレースから数日後、その実態が明らかになった。

アロンソ自身が明かしたリタイアの理由

レース後、アロンソは次のように語った。

「シートに問題があって、腰痛が起きた。どんどん不快になっていった。ポイント圏外を走っていたこともあり、苦しみを終わらせることにした。土曜日にいくつかの調整を試みたが、うまくいかなかったんだ」

ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットの縁石による衝撃でシートが破損したのではなく、シートのセッティングそのものに問題があったという。

設計変更が快適性に影響

アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラック氏が、詳細を説明した。

「問題の根本原因は、コックピット内でのドライバーの姿勢にある。以前と比べて、より後方へ傾いた姿勢になるよう変更していた。この変更は重心を下げ、ヘルメットが気流にさらされる量を減らし、乱気流の発生を抑えることでパフォーマンス向上を狙ったものだった」

クラック氏は、ドライバーの快適性に影響が出ていたことを認めた。

「フェルナンドは以前からマシン内で完全に快適という状態ではなかったのだが、大きな問題になるほどではなかった。しかしカナダでは、ラップを重ねるごとに特定の箇所への圧迫が強まった。シートポジションを見直す必要があると考えている」

そして、今回の問題が設計思想そのものに関係している可能性についても言及した。

「このマシンではドライバーをできる限り低い位置に座らせようとしている。おそらく、一歩踏み込みすぎたのかもしれないが、それについては調査する必要がある」

次戦までの解決策は検討中

この問題を次戦モナコGPまでに解決できるかどうかは、現時点では不透明だ。縁石が多く、路面の荒いモンテカルロのサーキットでは症状が再発する可能性もあり、アストンマーティンはシートポジションの見直しを迫られている。

アロンソにとって厳しいシーズンは、新たな課題を抱えることになった。

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