ボッタス、マイアミで盗難被害 消えたエスカレードにFBIも動く珍騒動
F1ドライバーであっても、車泥棒の被害から逃れられるわけではない――。そんなエピソードを明かしたのが、キャデラックのバルテリ・ボッタスだ。ポール・リプケが出演するポッドキャスト『What’s next?』で、マイアミ滞在中に遭遇した思わぬ盗難被害を振り返った。
土曜日の朝、ボッタスはAirbnbの宿泊先に停めていたチーム支給のキャデラック エスカレードが消えていることに気づいた。前夜に駐車して施錠したまま室内に入っていたという。
「信じられなかった。外を見たらエスカレードが消えていたんだ。鍵は部屋のテーブルの上に置いたままで、“どうやってAirbnbの駐車場から盗まれたんだ?”と思ったよ」

突然移動手段を失ったことで、サーキット入りにも影響が出た。
「代わりの移動手段を手配する必要があって、少し遅れてしまった。幸い別のエスカレードを用意してもらえてサーキットには着けたが、盗まれた車の中にパドックパスを置いていたことに気づいたんだ。それも何とか解決したけどね」
これに対し、リプケは「犯人がボッタスになりすましてパドックやコースに入れていたかもしれない」と冗談交じりにコメント。するとボッタスも、その危険性を認めた。
「そうなんだよ。VIPパーキングからパドックまで歩いて、そのままチームのところまで入れたはず。あらゆるアクセス権があるからね」
そして、事態はやがてFBIが関与する捜査にまで発展したという。
「翌日、その車は犯罪率の高い地域で発見されて、FBIも介入して捜査が行われた。理論上は、その車でサーキットに乗り込むこともできたんだ。僕のパスもあったわけだし」
もっとも、犯人たちにF1への関心はなかったようだ。
「でも、明らかにF1には興味がなかったみたいだ。おそらく逃走用の車として使って、その後放置したんだろう。車を盗まれたのは残念だったが、同時にかなりクールな話でもある。こんなことは今まで一度も経験したことがないよ」
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