ヴァスール「タイヤの過熱問題は必ず向き合うことになる」マイアミでの前進を認めながら課題も明言
フェラーリのマイアミGPアップグレードは効果を発揮したが、チーム代表のフレデリック・ヴァスールはタイヤの過熱という新たな課題が浮き彫りになったことを認め、今後の継続的な開発の必要性を強調した。
フェラーリはマイアミに向けてフロントとリアウイング、アンダーフロア、ディフューザー、サスペンションと広範囲にわたるアップグレードを投入した。その効果は確かなものだった。スプリントではルクレールが3位表彰台を獲得し、決勝ではハミルトンが最終的にフェラーリ勢の上位フィニッシュを果たした。ルクレールは20秒加算ペナルティにより8位に後退したが、チームとしては手応えを感じる週末となった。

しかし同時に、フェラーリのマシンがライバルより激しくタイヤを消耗させるという傾向も明らかになった。カナダGPに向けて新たなアップグレードを持ち込むかについてヴァスールは慎重な言葉を選んだ。「カナダについてはわかりません。気温がかなり低くなるでしょうから。ただ、このテーマが近いうちに大きな課題になることは確かです。おそらく他のチームにとっても同じでしょうが、私たちにとっては確実に向き合うべき課題となります」
この問題は予想外ではなかったとヴァスールは付け加えた。「タイヤの過熱が課題になることはすでにわかっていました」。シーズンを通じた開発の方向性については「シーズン終盤まで継続的なアップグレードが続くと思います。マクラーレン、レッドブルを含め、各チームがどれほど多くの開発を持ち込んでいるか見てきました。最後まで工場で全力を尽くすことが成功の鍵となるでしょう」と語った。
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