フェラーリF1のサインツ、母国にて屈辱のGP 「上位勢と戦う価値すらなかった」
母国スペインでのグランプリで2番手からスタートしたカルロス・サインツは、母国のファンの前で表彰台に上がることを夢見ていたが、その望みは打ち砕かれ、メルセデスの両ドライバーとレッドブルのセルジオ・ペレスに敗れ、5位でゴールした。
スタートはとても良く、見事な踏み出しをみせたサインツは、1コーナーでマックス・フェルスタッペンに挑んだ。だが、レッドブルに引き離された後、サインツはソフトタイヤで懸命に走ったが、ハミルトンより10周も早くピットインしなければならなかった。
メルセデスのタイヤのアドバンテージはそれほど大きく、ハミルトンはこの後、サインツの動きを完全に予想して簡単にパスすることができた。
「実際、僕たちは自分たちの持っている力を最大限に発揮できたと思う」とレース後にサインツは語った。
「スタートとレースペースの両方でベストを尽くしたけど、レッドブルとメルセデスの2台は僕たちより速かったし、もう少しディフェンスをすることができなかったのが、とにかく悔やまれる」
「彼らと戦う意味すらなかった。彼らは一周後には僕を追い越してしまうだろう。ベストを尽くしたけど、残念ながらこれが今の状況だ」
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