クルサード、アストンマーティンに厳しい見解「PRの自滅行為」
エイドリアン・ニューウェイ氏は、アストンマーティンでマシン開発の指揮を執るだけでなく、チーム代表の役割も担っている。これについて、元F1ドライバーのデビッド・クルサードが厳しい見方を示した。
ニューウェイ氏のレーシングカーデザイナーとしての実績は疑いようがなく、これまで数多くのチャンピオンマシンを生み出してきた。空力の第一人者は複数のトップチームで成功を収め、昨年からアストンマーティンで新たな挑戦を始めた。
その役割は技術部門のトップにとどまらない。ニューウェイ氏はチームの株主となり、ローレンス・ストロール率いるプロジェクトの共同パートナーとしても参画している。

さらに、チーム代表職も兼任。この人事には、F1パドック内でも懐疑的な声が上がっている。
クルサードはポッドキャスト『Up To Speed』で、ニューウェイ氏の新たな立場について次のように語った。
「彼は技術に精通している。レーサーでもあり、技術的な問題を解決できる人間だ」
一方で、チーム代表としてメディア対応やF1政治の最前線に立つことは、全く別の仕事だと指摘する。
ウィリアムズやマクラーレン時代にニューウェイ氏と仕事をし、その後レッドブル加入にも関わったクルサードは、この体制を長期的なものとは見ていない。
「私はこれを長期的なプロジェクトだとは考えていない。ローレンス・ストロールが、エイドリアンをチームパートナーに据えたと発表した以上の意味がどこにあるのか疑問だ」

さらに、ニューウェイ氏の代表就任は短期的な解決策として意図されていたとの見方も示した。
「実際には、これはPRの自滅行為であることが判明した。多くの人がそれが機能するかどうかを疑っていた。そして今、その懸念が現実になっている」
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