ホーム » F1 ニュース » 【ベルギーGP】FP3結果

【ベルギーGP】FP3結果―アントネッリがトップ! ハミルトンはチェッカー直前に痛恨のクラッシュ

· · · · · ·
kimi antonelli mercedes belgium gp 2026 【ベルギーGP】FP3結果

2026年F1第10戦ベルギーGPのフリー走行3回目(FP3)が行われ、メルセデスのキミ・アントネッリが再びトップタイムを記録。セッション終盤にはルイス・ハミルトンがクラッシュを喫し、フェラーリは予選へ向けて急ピッチの修復作業を迫られることになった。

アルピーヌは一夜でマシンを修復、ペレスは苦戦続く

セッション開始と同時に真っ先にピットを離れたのは、前日のフリー走行2回目(FP2)で激しいクラッシュを喫したピエール・ガスリーだった。チームは一夜にしてパワーユニットやギアボックス、リアエンド一式を交換。マシンを無事に走行可能な状態へ戻し、ガスリーを予定通りコースへ送り出した。

一方、厳しい戦いが続いているのがキャデラックのセルジオ・ペレスだ。無線でフェラーリ製パワーユニットのスロットルレスポンスに不満を訴えながらも、チームメイトのバルテリ・ボッタスを約0.25秒上回る意地を見せる。しかし、その後はレーシングブルズのアービッド・リンドブラッドやリアム・ローソン、さらにミディアムタイヤで1分48秒231をマークしたアイザック・ハジャーにも先行を許した。

アントネッリが圧巻のトップタイム

セッション開始から15分あまりは、マックス・フェルスタッペン、アントネッリ、シャルル・ルクレール、ジョージ・ラッセルら有力勢はピットで待機。

そんな中、ハミルトンがソフトタイヤで1分46秒789を記録しトップに立つ。フェルスタッペンの1本目のアタックは、そのタイムに0.378秒届かなかった。

また、ハジャーはピット出口で突然パワーを失いストップするトラブルに見舞われた。

そして最後にコースインしたアントネッリは、セクター1から全体ベストを連発すると、1分45秒990という驚異的なタイムをマーク。2番手ハミルトンに約0.8秒差をつける圧巻のラップでトップに浮上し、予選へ向けてメルセデスの速さを改めて印象づけた。

予選シミュレーションで上位勢が接近

残り20分になると各チームがソフトタイヤを投入し、予選シミュレーションへ移行した。

トラブルから復帰したハジャーはアタックに入ったものの、前を走るランス・ストロールに引っ掛かったことでタイヤ温度を十分に上げられず5番手止まり。「フロントのグリップが全くない」と無線で不満を漏らした。

セッション終盤には上位勢がタイムを縮め始める。フェルスタッペンがアントネッリまで0.148秒差に迫ると、10グリッド降格ペナルティを受けるランド・ノリスがさらに上回る0.139秒差の2番手へ浮上。ラッセルも0.367秒差の4番手につけ、予選を前に上位勢が僅差の争いを演じた。

当のアントネッリは再度タイム更新を狙ってコースインしたものの、「ギアが入らない」と無線で訴え、アタックを断念してピットへ戻る場面もあった。

ハミルトンが終盤にクラッシュ

セッション終了間際、高速区間のターン13でハミルトンがマシンのコントロールを失い、そのままグラベルを横切ってバリアへ激突した。

SF-26は右リアサスペンションが破損し、リアウイングも大きく損傷。ハミルトンに怪我はなかったものの、数時間後に迫る予選へ向け、フェラーリのメカニックは限られた時間の中でマシンの修復作業を進めることになった。

最終的にアントネッリがトップタイムを記録し、2番手ノリス、3番手フェルスタッペン、4番手ラッセル、5番手ハミルトンでセッションを終えた。また、ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートもトップ10入りを果たし、アウディ勢も好調ぶりを示している。

【関連記事】

類似投稿