ハジャー、2026年の憶測に「うんざり」─舞台裏での決着を望む

ハジャー、絶え間ない質問に本音

シーズンが最終局面に入る中、レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2026年シーズンに向けた自身のF1キャリアを巡る憶測に「うんざりしている」と語った。来シーズンのフルタイムシートの有力候補として注目を集めるハジャーだが、度重なる質問と噂に疲労の色を見せている。

「みんなが聞いてくるが、いまのところ本当に答えはない」

ハジャーは来年何らかの形でF1に参加することは確実だとしつつも、それがレースドライバーとしてなのか、リザーブの役割としてなのかについては明言を避けた。

「何らかの形でF1にいることはわかっているが、どのような立場かはまだわからない」とコメント。

SNSやメディアでの報道が過熱する中、ハジャーは自身の将来を「静かに」決めたいと強調。「理想的には、年末にこうした騒ぎなしで決まるのが一番だ」と述べ、舞台裏での合意を望んでいることを明らかにした。

また、今シーズンの走りを振り返り、自身のスピードと一貫性に満足しているとコメント。

「正直、今年はこれまでいい仕事をしてきたと思う。結果がそれを反映しないときでも、なぜ遅れたのか説明できないセッションは一度もなかった。だから自分のシーズンに満足している」と自信を見せた。

残りのレースについては、現在のチームで全力を尽くす姿勢を見せている。

「いまいる場所に満足している。チームには恩義があるし、ランキング6位を持ち帰ることが目標だ」と語り、「僕は最後のレース次第でしかないから、いいものにしないとね」と皮肉めいた笑みを浮かべた。

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