王者ノリス、2026年も頂点を狙う
新レギュレーションで勢力図が塗り替わる2026年シーズン、王者ランド・ノリスはいかにして連覇を狙うのか。そして、夢の頂点を極めた今もなお、彼を突き動かすものとは。
昨シーズン、最終戦で世界チャンピオンの座を手にしたノリス。チームメイトであるオスカー・ピアストリとの激しい同士討ち、そして終盤にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンとのタイトル争いを制しての戴冠だった。
迎える2026年シーズンは、シャシーとパワーユニットの完全な新レギュレーションが導入され、勢力図はゼロからの再スタートとなる。冬季テストでは、フェラーリ、レッドブル、メルセデス、マクラーレンの4チームが上位に浮かび上がったが、その序列はいまだ霧の中だ。パドックでは誰もが口を閉ざし、”本命”を名乗ろうとしない。
カーナンバー「1」を掲げてシーズンに臨むノリスだが、タイトル防衛の行方はどうなるのか。そして、幼い頃からの夢を叶えた今、世界王者という肩書きは彼のモチベーションにどのような影響を与えるのだろうか。
ノリスは、王者となった今もハングリー精神は変わらないと語った。
「勝つのが大好きなんだ。勝ちたいし、表彰台の一番上に立ちたい。でも、僕のモチベーションは成功そのものだけじゃない。スタートラインに立つたびにもちろん勝ちたいと思っているけど、トロフィーや勝利だけを追い求めることがすべてじゃないんだ。上に立つことの喜びに頼るのは簡単かもしれないけどね。どのドライバーも、表彰台に立ち、勝って祝うのは好きだと思う」
さらに、こう続けた。
「努力して、いいパフォーマンスを発揮して、より良くなろうとするモチベーションは、確かに勝ちたいという思いから始まる。でも、最終的にはチームのため、周りにいる人たちのためなんだ。僕がいい走りをしたいのは、彼らのため。彼らがいる限り、僕の気持ちは何も変わらないよ」
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