ルクレール、マイアミGPの雨天リスクに警鐘「“ただの乗客”になる」
シャルル・ルクレールは、2022年のマイアミGPでポールポジションから2位を獲得し、2024年にも3位に入るなど、このコースとの相性の良さを示してきた。そんなルクレールが、週末に予想される雨天コンディションの危険性について率直に語った。
フェラーリはアメリカでの3戦のうち初戦となるマイアミGPに向け、大規模なアップグレードを投入。その進化が、メルセデス勢への対抗策になることを期待している。

ルクレールはマイアミでのメディア対応で次のように語っている。
「新しい規則のために、シーズン途中にこれほど多くのチームが大規模アップグレードを持ち込むのは異例だ。中には、ほとんど新車のようなマシンになるチームもあるだろう」
「勢力図が劇的に変わるかはわからない。ただ、チーム間の差が広がったり縮まったりする可能性はある。今回のアップデートが僕たちに有利に働いてほしい」
一方で、現時点でのメルセデス優勢も認めている。
「メルセデスに追いつくのは簡単ではないだろう。彼らは今、僕たちよりかなり先を行っている」
また、雨のレースについては現行マシン特有の難しさを指摘した。
「この5週間でさまざまな変更点を議論できたのは良かった。ウェット走行もそのひとつだ。ただ、このマシンで雨の中を走った時間は非常に少なく、すべてを判断するのはまだ難しい」

ルクレールによれば、現行マシンはウェットでもストレートスピードが高くなる可能性があるという。
「バッテリー消費が少なくなることで、エンジン出力が制限されず、ストレート終端ではドライ状態より速くなることさえある。少し奇妙で直感に反する現象だ」
「マシンが軽量化された分、コーナーでの感触はかなり良かった。ただ、ストレートでは危険な状況になり得る。特に各車が異なるパワーモードで走っている場合はなおさらね」
そして最大の問題として、視界不良とドライバーの無力感を挙げた。
「視界は非常に悪い。それが今の規則の落とし穴だ。雨の中では、僕たちは本当に“ただの乗客”になってしまう。上手いか下手かは関係ない。アクセル全開のまま、前のマシンが急に遅くならないことを願うしかない。以前なら相手も同じペースだと予測できたが、今はそうではない。だから全開で行って、どうなるかを見るしかない。これは今後解決しなければならない課題だ」
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