ハミルトン、ルクレール型セットアップ採用でオーストリアGP予選4位に前進

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フェラーリのルイス・ハミルトンは、パフォーマンス向上を図るため、シャルル・ルクレールに近いマシンセットアップを採用したと明かした。今季は特に予選で苦戦してきたが、オーストリアGPでは予選4位という今季最高の結果を記録した。
この改善には、チームメイトのルクレールが用いるセットアップを参考にしたことが影響しているという。「ああ、シャルル(ルクレール)の構成に少し近い」とハミルトンは語った。
「マシンのバランスにずっと苦労してきたんだ。でも、彼(ルクレール)はいろんなタイプのクルマを乗りこなしていて、リアを滑らせてもタイヤを無駄に消耗しない走りができる。リアが滑るとタイヤはすぐに劣化してしまうからね。それに慣れるまでカルロス(サインツ)は2年かかった。でも自分はそれをやりたいわけじゃない。もっと自分の走りを磨いて、予選でもっと上を目指したいんだ」
しかし、オーストリアGPでの4位は、ハミルトンにとって苦い記録でもある。これで表彰台なしのレースが13戦連続となった。最後に表彰台に立ったのは、2024年ラスベガスGPでの2位であり、それ以前は2023年のサンパウロGPとスペインGPの間に記録している。
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今週末のイギリスGPで表彰台を逃した場合、ハミルトンは14戦連続という自己最長の表彰台未達記録を更新することになる。また、2014年以降に11回表彰台に立っているシルバーストーンでの連続記録も絶たれる可能性がある。
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