ローソン「すぐにリセットしたい」 ラスベガスの失敗乗り越えカタールへ挑む

liam lawson qatar VCARB
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ルサイルに姿を見せたリアム・ローソンは、ラスベガスでの悔しい結末を受け、「すぐにリセットして前に進む」と気持ちを切り替えていると語った。序盤から好調だった週末が、レースでの小さなミスによって崩れたことは「感情的に厳しかった」と振り返った。

木曜のFIA記者会見で、ローソンは自身のF1デビューシーズンを「ジェットコースターのようだった」と表現。タイトなカレンダーの中で、落ち込んでいる時間がほとんどないことが、最も大変な学びのひとつだったと明かした。

「レース数がこれだけ多いと、立ち止まっている時間はない。もちろん反省は必要だけれど、感情面のコントロールは大きな課題だった」と語った。

ラスベガスでの失点については特に悔しさをにじませた。

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「週末を通して順調だったのに、レースで小さなミスをして全てを失った。あれは本当にフラストレーションが大きかった」

また、今季を通じて苦しんできたのは予選だとも認めた。

「クルマ自体はすごく速い。でも一発でまとめることが難しかった。ここまで接戦のシーズンでは、少し噛み合わないだけで大きく後退してしまう」

一方で、カタールに向けては慎重ながらも前向きだという。ルサイルはラスベガスとはまったく異なる特性を持つため予測は難しいが、チーム状況は昨年よりはるかに良いと感じている。

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「どうなるかは分からないけれど、去年よりマシン理解は進み、開発の方向性も明確になっている。スプリントだから難しい週末になるのは確かだけど、いい流れを作れれば」

さらにローソンは、今季議論を呼んだ度重なる裁定の不一致について、改善を求める声に賛同した。キミ・アントネッリ、オリバー・ベアマンと並んで会見に出席したローソンは、ドライバーたちが求めるのは「高速の中で起きる実際のレース状況に即したルールの一貫性」だと強調した。

カタールでは、ローソンにとって重要な“再出発の週末”となりそうだ。

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