ホーム » F1 ニュース » 【ベルギーGP 決勝】フェルスタッペン、VSCの不運を乗り越え3位

【ベルギーGP 決勝】フェルスタッペン、VSCの不運を乗り越え3位―レッドブルに味方した気温低下

· · ·
max verstappen red bull belgium gp 2026 【ベルギーGP 決勝】フェルスタッペン、VSCの不運を乗り越え3位

ベルギーGPの決勝で、バーチャルセーフティカー(VSC)の不運に見舞われながらも、3位表彰台を獲得したマックス・フェルスタッペン。レース後、気温低下がレッドブルに有利に働いたことを明かし、厳しい週末を前向きに総括した。

2番手からスタートしたフェルスタッペンは、ポールシッターのキミ・アントネッリの隙を突き、1コーナー立ち上がりでトップに浮上。スパ・フランコルシャンを埋め尽くしたフェルスタッペンの大応援団“オレンジ・アーミー”は大きな歓声を上げた。しかし、ストレートスピードで勝るメルセデスに対抗することは難しく、オープニングラップのうちにアントネッリに首位を奪い返されると、さらにはシャルル・ルクレールにも先行を許し、3番手へと後退した。

レースが動いたのは18周目。大半のライバルと同じミディアムタイヤでスタートしていたフェルスタッペンを、チームは早めにピットへ呼び戻し、ハードタイヤへ交換する。メカニックたちは2.5秒の素早い作業を成功させ、フェルスタッペンは6番手でコースへ復帰した。

VSCの不運を乗り越え、今季3度目の表彰台

しかし、この直後に導入されたVSCがレッドブルの戦略に影響を与える。まだピットストップを済ませていなかった前方のライバルたちは、VSC中にタイヤ交換を行ったことで、通常より少ないタイムロスでコースへ復帰。結果として、フェルスタッペンは順位を落とすことになった。

それでも、冷静なレース運びで44周を走り切り、フェルスタッペンは3位でチェッカーを受け、今季3度目の表彰台を獲得した。

レース後、フェルスタッペンは次のように振り返っている。

「この結果には十分満足していいと思う。すべての局面でやれることは何ひとつ残さず、全力を尽くしたからね。

第1スティントのフィーリングはそれほど悪くなかった。ただ、ピットストップを終えてハードタイヤに換えてからは、少しバランスのコントロールが難しくなってしまった。

それに今回は、キミと僕はVSCのタイミングに関して少し運がなかったと言わざるを得ない。そのせいで前方のクリーンエアーを失ってしまった。それを考えれば、この激戦の中で表彰台に立てたことは僕たちにとってとても素晴らしい結果だよ。限界までプッシュしたし、この3位は価値あるリザルトだ」

レッドブルを後押しした気候の変化

表彰台へ向かう前のクールダウンルームで、フェルスタッペンはF1のステファノ・ドメニカリCEOと談笑。その中で、当日の気温変化がマシンに与えた影響について明かした。

「今日は金曜日や土曜日に比べて、明らかに気温が下がって涼しくなっただろう。そのコンディションの変化が、僕たちのマシンのタイヤマネジメントとバランスの面において、間違いなく追い風になってくれたんだ」

DRSトラブルによる旧型ウイングへの変更や、VSCの不運という逆境を乗り越えたフェルスタッペン。強力なライバルたちを相手に最後まで表彰台を守り抜き、レッドブルのエースとしての実力を改めて示す一戦となった。

【関連記事】

類似投稿