ピレリ、メキシコGPではよりソフトなタイヤを採用

Pirelli Mexico Mario Isola
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F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、戦略の多様性を促進するために、コンパウンドの選択を変更することを確認した。今週末に開催されるメキシコGPでは、前戦オースティンで使用されたタイヤよりも全体的に柔らかいコンパウンドを採用する予定だ。

前戦のアメリカGPでは、C2は使用せず、C1、C3、C4タイヤがハード、ミディアム、ソフトとして選択された。メキシコでは、ピレリは1段階レンジを下げ、C2をハード、C4をミディアム、C5をソフトタイヤとして導入する。

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メーカーは、C2が引き続き「極めて保守的」な選択肢であると説明した。ほかの2つのコンパウンドと比べてグリップ力が低く、パフォーマンスに大きな差がある。一方で、C4とC5はより効率的だが、急速に摩耗する可能性があるため、チームによっては1ストップではなく、2ストップ戦略を選択する可能性が高いという。

メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、標高約2,200mの高地に位置し、空気密度の低さや路面温度の変化がタイヤに厳しい条件をもたらす。ピレリは、「硬いC2タイヤは長いスティントを安全に走り切れるが、柔らかいコンパウンドは追い越しの機会を増やす。高地での過酷な条件で知られるメキシコサーキットでは、レースの活性化につながる」とコメントしている。

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