【カナダGP】勝者フェルスタッペン 「幼い頃はセナのF1勝利数に並ぶなんて想像もしなかった」
マックス・フェルスタッペンは、2023年F1第9戦カナダGPで通算41勝目を挙げ、アイルトン・セナの勝利数に並んだ。
ポールポジションのフェルスタッペンは、スタートから一度もリードを譲ることなく、4連勝で今季6勝目、そしてレッドブル・レーシングにとっては100勝目という記念すべき勝利を収めた。
「カナダで勝ててとてもうれしい」と、この記録的な勝利についてコメントしたフェルスタッペン。
「でも単純で簡単なレースだったわけではなく、タイヤを適切な温度にすることがとても困難だった。」とレース直後に語ったフェルスタッペン。この決勝では、グリップのコントロールが困難だったことや、マシン上の変更があったことも踏まえ、「競争相手どうこうというよりは、自分との戦いだった」と記者会見でコメントした。
レッドブル・レーシングにとって記念すべき勝利となった今回のレース、記者会見でチームへの貢献について質問されたフェルスタッペンは「なんてったって、100勝のうち41勝は僕が収めたんだよ！(笑）」と明るく返答。続けて、「100回目の勝利でチームにとって記念すべきレースになったことは本当に素晴らしいことだけど、ここからは新しい目標、200回目の勝利に向けて頑張るよ。」と野心家の彼らしいコメントを残した。
また、F1の伝説、アイルトン・セナと同じ勝利数を収めたことについての質問に対し、「他の世代と比べるのはあまり好きではないけれど」と語った上で、「もちろん、カートに乗っていた幼い頃からF1ドライバーになることが夢だった。その頃はまさか自分が、あのアイルトン・セナと並ぶ数の勝利を挙げることができるとは想像もしていなかったから、とても誇りに思う。だからと言ってここで止まることなく、これからもさらに勝利を重ねていきたいと思う。」と、この記録的な勝利に対する満足感を認めつつも、これからの抱負も示した。
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