サインツSr.、息子サインツについて語る
フェラーリのカルロス・サインツJr.の父親であるサインツSr.は、先週末のメキシコでの息子の勝利について振り返った。
カルロス・サインツJr.は、メキシコで非常に安定した週末を過ごした。フリー走行1回目で2位、フリー走行2回目で1位、フリー走行3回目で3位、そしてポールポジションを獲得してグランプリで優勝を果たした。
彼の父親で、WRC(世界ラリー選手権)で2度のチャンピオンに輝いたカルロス・サインツSr.は、特に現在息子がフェラーリのマシンで持っている自信について強調した。
「私にとって、もちろん、この週末は本当に満足のいくものだった」とサインツSr.はf1.comに語った。「ポイントが与えられるレースだけでなく、予選でも強さを見せた。オースティンでは少し不運だったが、そこでも非常に速かったので、この最近の2レースについて、そしてチャンピオンシップの終盤が興味深くなることについて、とても嬉しく思う」
「彼は自信を持っているときは非常に速くなる。今は、おそらく非常に自信を持っている、あるいはマシンに対してより自信を持っており、それが限界近くまでプッシュする可能性を与えていて、メキシコでの予選やレースのような結果につながっているんだ」
息子の勝利欲は収まらないはず、と父親は語る
カルロス・サインツJr.は今シーズン終了でフェラーリを去る前に新たなグランプリ優勝を絶対に果たしたいと願っていたが、それは今や達成された。しかし彼の父親によれば、これによってサインツが気を緩めることはないはずだという。
「彼に聞いてみる必要があるが、私はおそらく答えを知っている。彼は今、次の勝利を望んでいるだろう!ただし、まず今回の勝利を楽しもうとするだろうね」
フェラーリにとって、このシーズン終盤はコンストラクターズのタイトルが懸かっているため、さらにモチベーションが高まっている。2週末のレースで、カルロス・サインツとシャルル・ルクレールはマクラーレンから46ポイントを取り戻し、残り4グランプリと2スプリントレースを控えて、フェラーリはマクラーレンとの差を29ポイントまで縮めることができた。
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