ルクレール「マックスは常にレギュレーションの限界にいる」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、メキシコGPでのプレスカンファレンスで、マックス・フェルスタッペンがドライブする際には常にレギュレーションの限界に挑戦していると述べた。
アメリカグランプリでのランド・ノリスに対する5秒のペナルティという物議を醸す判定から1週間も経たないうちに、議論は依然として白熱している。マクラーレンは最終的にグランプリの結果の見直しを要求し、ランド・ノリスに3位を再付与することを目指している。
振り返ると、ノリスはレース終盤に3位を獲得するためマックス・フェルスタッペンをオーバーテイクしたが、ノリスはフェルスタッペンと共にコースの外側に大きくはみ出しながらオーバーテイクを完了した。
カート時代からフェルスタッペンのライバルであるシャルル・ルクレールも、フェルスタッペンと幾度となく激しい戦いを繰り広げてきた。2019年のオーストリアグランプリや2022年のバーレーングランプリでの彼らの戦いは記憶に新しいところだ。
メキシコグランプリを前に、フェルスタッペンのドライビングスタイルについて質問されたルクレールは、フェルスタッペンが決して簡単な相手ではないことを認めた。
「マックス(フェルスタッペン)は常にレギュレーションの限界に挑戦してきた。それがマックスとのレースをこれほど刺激的にしている理由だ。だからこそ、僕は本当に彼との戦いを楽しんでいる。なぜなら、彼が決してスペースを与えず、常にレギュレーションの限界で戦うことを知っているからだ。それがこれらの戦いをとても刺激的にしている」
オースティンでのフェルスタッペンとノリスの戦いを巡る論争について、ルクレールはFIAのレギュレーションに見直すべき点があるかもしれないと認めた。
「しかし、オースティンでいくつかの点について、FIAと話し合う必要があるかもしれないと感じている。ペナルティが時として少し厳しすぎたと感じており、僕たちドライバーとFIAが何をしてよいか、何をしてはいけないかについて明確に理解し、足並みを揃える必要がある。これは特に土曜日のオスカー(ピアストリ)のオーバーテイクについてだが、僕の意見では、あれはペナルティに値しないものだった」とアメリカグランプリの勝者であるルクレールは締めくくった。
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