クリスチャン・ホーナー「リカルドのことは心配していない」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは日本グランプリ後、再びダニエル・リカルドを擁護し、良い結果を出せば勢いを取り戻せると強調した。
RBのダニエル・リカルドは、日本グランプリで、ウィリアムズのアレックス・アルボンと接触してクラッシュ。
レースを早々にリタイアすることになってしまった。
日本グランプリ後のインタビューでクリスチャン・ホーナーは、リカルドはこの事故であまり非難されるべきではなく、単なるレースではよくある事故であったと強調した。
「私が見た限りでは、リカルドは鈴鹿のS字で決定的な瞬間に左を短く見ていた。彼は斜め後ろにいたアルボンを見ることができなかった」と、クリスチャン・ホーナーは述べた。
「これは、スタート直後の混乱の中で何度も起こりうる典型的な出来事だ。明らかに、コースオフするのに最も気持ちのいい場所ではないが、両ドライバーに問題はない」
2024年シーズン開幕以来、ダニエル・リカルドはまだ1ポイントも獲得しておらず、2レースで既に7ポイントを獲得しているチームメイトの角田裕毅との比較で苦しみ始めている。
しかしクリスチャン・ホーナーは、リカルドは経験豊富であり、良い結果を出せば、再び調子を取り戻すことを知っている。「ダニエルはしっかりとした結果を必要としており、我々は再び彼の大きな笑顔を見ることになるだろう」とホーナーは付け加えた。
「彼のチームメイトの角田裕毅はとてもいい働きをしており、それがリカルドへのプレッシャーを明らかに高めている。しかしダニエルは大人だ。物事がどう動くかを知っている。私は彼のことを心配していない」
今シーズン終了時に契約が切れるセルジオ・ペレスとレッドブルが来年契約しなかった場合、角田裕毅とダニエル・リカルドの両者が来年のレッドブルへの昇格の有力候補となっている。
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