【メキシコGP】リカルド「トップで戦う方が絶対に楽しい」
アルファタウリのダニエル・リカルドはメキシコGPで7番手と健闘した。
ザントフォールトで手を骨折して以来、復帰2戦目の週末となったリカルドは、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた予選で、地元の英雄セルジオ・ペレスを抑えて4番グリッドを獲得した。
リカルドは、週末を通して力強いペースを見せ、最終的には7位でチェッカーを受けた。
ケビン・マグヌッセンのクラッシュで赤旗が提示され、リカルドとしては損をした気分だったようだ。
「 正直に言うと、赤旗を見たときは “うぅ “と思ったよ。レースはとてもいい感じでスムーズに進んでいたし、5番手につけていて、すべてが計画通りだった。」
「でもその一方で、大きなクラッシュがあったときには、当然ながら自分のことはあまり考えられない。ケビンが無事だったと聞いて安心したし、クルマの故障だったと聞いたから、彼のコントロールの及ばないところだった。」
リカルドのペースは非常に良く、最後の数周はジョージ・ラッセルのメルセデスを追い詰め、わずか0.5秒差でチェッカーを受けた。
レースがリスタートの際にミディアムタイヤを履いていたラッセルに対し、ハードタイヤでリスタートを切ったリカルドは、「リスタートで違うタイヤを履いていたクルマもいたから、僕たちは少し邪魔になったかもしれない。」
「6位だったらもっとよかったと思うけど、レース終盤にメルセデスと戦えたことは、全体的に見ればとてもハッピーなことだよ。」
「トップ勢で戦う方が断然楽しい。この週末に満足しているし、この調子をキープできるように頑張るよ。」
一方、チームメイトである角田裕毅は、オスカー・ピアストリの7番手争いで接触があり、スピンを喫して12位でチェッカーを受けた。
リカルドの7位入賞によりアルファタウリは6ポイントを獲得し、アルファロメオとハースを抜いてコンストラクターズで8位に浮上した。
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