フェラーリ、2024年仕様のマシンを公開

フェラーリは火曜日、待望の新型マシンをオンライン・プレゼンテーションで披露し、F1発表シーズンを盛り上げた。

近年の伝統に則り、マシン名は「SF-24」

アストンマーティンに続き、フェラーリは最近のネーミングの伝統を引き継いだSF-24を、特別なビデオと一連の画像で公開した。

2008年以来となるコンストラクターズチャンピオンシップと、2007年以来となるドライバーズチャンピオンシップの栄冠を目指すフェラーリは、このマシンがタイトル争いに復帰することを期待している。

シャルル・ルクレールとカルロス・サインツは2024年シーズンも4年連続でチームメイトを務めるが、新シーズンに向かう中、関心はルイス・ハミルトンが来年フェラーリに移籍するというニュースで占められている。

ハミルトンは長年にわたるメルセデスとのパートナーシップに終止符を打ち、フェラーリへの移籍を決断した。

昨シーズン終盤のポジションをスタート地点とし、全てを改善していく

フェラーリはフレデリック・バスールのチーム代表就任後、2023年にレッドブル以外で唯一の勝利を挙げた。

バスールは次のように語った。 「新しいマシンを世に送り出すのは、私にとってもドライバーたちにとっても、いつもとてもエキサイティングな瞬間だ。」

「今年は、常に上位に食い込んでいた昨シーズン終盤のポジションをスタート地点とし、さらにあらゆる面で常に向上していかなければならない。」

「シャルルもカルロスも私も、すべてのグランプリで可能な限り最高の結果を得るためには、より実践的で効果的なレースマネジメントを行い、大胆な選択をしなければならないという点で足並みを揃えている。」

 「『ファンがギアを1つ増やしてくれる』とよく言われるが、大接戦となる今年のチャンピオンシップでは間違いなくそうなるだろうし、我々は世界中のティフォシが共にいてくれる事を誇りに思う。」

また、フェラーリは、2月21~23日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるプレシーズンテストに先立ち、SF-24が 「撮影、マーケティング、コミュニケーション目的」で最初のサーキット走行を行うことを明らかにしている。

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