ノリス、スプリント予選での自身のミスを嘆く

Lando Norris Miami

オスカー・ピアストリとランド・ノリスは、土曜日のマイアミスプリントでそれぞれ6番手と9番手からスタートする。
マクラーレンにとっては、金曜日のマイアミ・インターナショナル・オートドロームで時折良いペースを見せたアップデート版MCL60の割には、やや物足りない結果となった。

ピアストリは金曜日の唯一の練習走行で2番手タイムとなり、その後のスプリント予選でもマクラーレンは印象的なペースを維持した。
ノリスはSQ2でミディアムタイヤを履いて、このセッション全体で最速ラップ(1分27秒597)を記録した。

しかし、SQ3で義務付けられたソフトタイヤへの変更は、全ドライバーにとって難しいものとなった。
ノリスは1コーナーで「愚かな」ミスを犯し、最終的に9番手に終わった。

「単純にプッシュしすぎただけだ」とノリスはスプリント予選後に後悔の笑みを浮かべて語った。
「マシンの感触は非常に良かった。正直に言って、ただ僕が愚かだった。1コーナーで数回ミスをして、そこから大きなスパイラルに陥った。チームは良い仕事をしているし、アップグレードは機能しているので、すべてに満足している。ただ1つを除いて!」

ノリスはフルセットのアップグレードを行い、ピアストリはその半分を行っていた。

oscar piastri mclaren miami gp 2024
マクラーレンのオスカー・ピアストリ

マクラーレンの大幅なアップグレード(フロア、フロントウイング、サイドポッドなどの変更を含む)がスプリントに向けて自信を与えてくれるかどうか尋ねられたノリスは、次のように答えた。
「そう願っている。ペースは非常に良く、おそらく最速の1台だ。今日は残念だったが、ベストを尽くす」

ピアストリは、マクラーレンのアップグレードの半分しか行わなかったにもかかわらず、チームメイトより3つ上の位置につけた。
ピアストリは、スプリント予選後に次のように振り返った。
「誰にとっても本当に本当に厄介なセッションだったと思う」

「路面が少し変わったのか、それとも僕たち全員がソフト(タイヤ)の方がずっと良くなると思っていたのかわからないが、僕のラップはかなりひどく感じられたのに、6番手が獲得出来た!みんな悪い走行だったに違いない。ランドはSQ2でミディアムを履いて、予選全体で最速ラップを記録したと思う。ちょっと奇妙だけど、まあ僕は6番手タイムだ」

土曜日のスプリントでのタイヤの劣化が心配かと尋ねられたピアストリ(金曜日にはトラック温度が50度に達した)は、次のように答えた。
「そうは思わない。みんなにとってタフになると思うが、タイヤはうまく持ちこたえているようだ。ただ、とても熱いね」

「だから、あまり心配していないが、スプリントは面白いものになるかもしれない。ポジションが変わったクルマが何台かあるし、誰も本当に一貫性がないような気がするから、明日は面白くなるだろう」

土曜日のスプリントは現地時間の12時にスタート。その後現地時間16時にマイアミグランプリ決勝レースの為の予選が行われる。

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