ピアストリ、中国GPでマシンにダメージがあったと認める
マクラーレンのランド・ノリスが中国グランプリで表彰台に立った一方で、チームメイトのオスカー・ピアストリは、レースの後半に「かなりの」ダメージを負いながら走行し、8位でレースを終えた。
ピアストリは、56周のレースでまずまずのスタートを切り、当初はスタートの5番グリッドをキープしていた。
だがレース中盤にセーフティカー導入されレースが再開されると、コンサティーナ効果に巻き込まれた。
フェルナンド・アロンソがヘアピンでロックアップしたため、ジョージ・ラッセルは彼を避けるために後ろでブレーキを踏まざるを得なかった。そのため、ピアストリもラッセルの後ろで同じことをしなければならなかった。
しかし、すぐ後ろでは、ランス・ストロールがダニエル・リカルドの後ろで十分に速度を落とさず、リカルドのマシンに追突。これにより、リカルドのマシンがピアストリのマシンの後部に接触した。
ピアストリは後にチームラジオで、自分のマシンがどれだけのダメージを負ったかを尋ねていた。
レースが終盤に差し掛かる中、彼はトップ10内にとどまり7位を狙っているように見えたが、最終ラップでアロンソにパスされ、8位でチェッカーを受けた。
レース後、マシンのダメージがどれほどひどかったかを聞かれたピアストリは、次のように答えた。
「かなりひどかった。タイム的にどれくらいだったかはわからないけど、レース後にマシンの後ろを見ると、かなり破壊されていた」
「それがかなりの速度不足の説明になると思う。レースの前半は上手くいっていた。(僕は)少しペースに欠けていたけど、それほど悪くはなかった。そして再スタート後は、文字通りのダメージ制御だった」
次のレースは5月3日から5日にかけて行われるマイアミグランプリで、マクラーレンはこのレースに向けてマシンのアップグレードを行う予定だ。
これらのアップデートに何が期待できるかについて、ピアストリは冗談交じりに次のように語った。
「うーん、うまくいけばマシンが速くなるはず!でも、どんなことができるようになるか興味深いね」
「今日のランドの2位は、チームにとって素晴らしい結果で、予想外のことだった。だから、(僕たちは)なぜ今日は良かったのかを理解する必要がある。うまくいけば、マシンがさらに速くなり、定期的に表彰台を狙えるようになるだろう」
マクラーレンは現在、96ポイントでコンストラクターズランキング3位につけており、4位の最大のライバルであるメルセデスに44ポイントの差をつけている。
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