ペレス、カナダGP後にチームに謝罪
レッドブルのセルジオ・ペレスは、カナダグランプリでの自身のドライビングミスによるリタイア後、日曜日の夜にチームに謝罪した。これは、モナコに続いてペレスにとって2回連続のリタイアとなった。
土曜日の予選Q1で敗退し、カナダグランプリのグリッドで16番手だったペレスは、現地時間14時00分のスタート時に濡れたトラックでレースのスタートを迎え、集団の中央に位置していた。
レース中の変化する状況により、セルジオ・ペレスのタスクはさらに複雑になった。ペレスは、湿った芝生を通過する際にマシンのコントロールを失い、ガードレールに衝突するという小さなミスを犯した。接触はそれほど激しいものではなかったが、RB20のリアウイングは完全に破損した。
その時点で、チームはペレスにマシンをゆっくりとピットまで戻すよう指示したが、ゆっくりと戻る途中で多くのカーボン片がトラックに散乱。レッドブルには2万5000ユーロの重い罰金が科され、セルジオ・ペレスには次戦のスペイングランプリで3グリッド降格のペナルティが科された。
リタイア後、ソーシャルメディアでセルジオ・ペレスはチームに謝罪した。「今日はチームを失望させてしまい、本当に申し訳ない。まだ長い道のりがあるから、必ず強くなって戻ってくる」とペレスはXアカウントに書き込んだ。
「インシデントは僕のせいだ」とペレスはメディアに語っていた。「6コーナーで濡れた部分に触れてしまい、マシンを止められなかった。ブレーキを踏むことができなかった」
「モナコを含め、非常に難しい2週間だったが、立て直して、この週末から学ぶ。予選後、いくつかの問題を特定し、それらは僕たちがもっと高い位置で予選を戦えたことを意味していた」
「スペインで自分の調子を取り戻し、シーズン序盤のレベルに戻れることを願っている。良いトラックが待っていると確信している」
不幸中の幸いにも、セルジオ・ペレスのリタイアは、フェラーリの両ドライバーもリタイアした週末に起こった。つまり、カナダグランプリ後、セルジオ・ペレスは依然としてドライバーズランキングで5位につけており、4位のフェラーリのカルロス・サインツとは1ポイント差、ドライバーズランキングでトップのチームメイトのマックス・フェルスタッペンとは87ポイント差となっている。
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