【アメリカGP】角田8位フィニッシュとファステストラップ獲得、角田とリカルドのレース後コメント

アメリカGPでアルファタウリF1は合計5ポイントを獲得することとなった。このポイント獲得を果たしたのは、P11からスタートし、P10でチェッカーを受けた角田裕毅。レース後にハミルトンとルクレールが失格となったことにより昇格し、最終的に8位という結果で4ポイントを勝ち取った。チームの指示によりソフトタイヤに履き替えた角田は、最終ラップでアタックしファステストラップも記録した。全セクター最速で駆け抜けた角田は、これによってプラス1ポイントを追加することになった。

レース後、角田は以下のように語った。

決勝後メディアに顔を出す角田裕毅

「僕にとっては良いレースだった、満足している。 この地で、オースティンのファンの前で3年連続でポイント獲得できたのは素晴らしいことだ」

「素晴らしい仕事への感謝と祝辞をチームに送りたい。 ファエンツァとビスターのファクトリーにいるみんなにも、そしてコースで懸命に働いてくれたみんなにも。アップグレードがうまく機能しているようで、レースでの10位争いでギャップを縮められているのは嬉しいことだ。」

「最後はアロンソによって少し幸運を得たが、あそこで攻めていなければポイントを獲得することはできなかったので、最大限のパフォーマンスを発揮した。 ピットに呼ばれたとき、何かミスがあったのかと一瞬心臓発作を起こしかけた。チームはソフトタイヤでファステストラップを目指すというので合意した」

「レースの最終ラップでファステストラップを狙うのは初めての経験だったが、とても楽しかったし、スリリングだった。 僕らは再び集中し、この勢いを今シーズンの最終レースまで保っていく。」

決勝後、悔しそうな表情を見せるダニエル・リカルド

続いて、今回、怪我からの復帰を果たすも思い通りの結果にはならなかったチームメイトのダニエル・リカルドのコメントも紹介する。

「テキサスはなかなか厳しかった。 スタート直ぐは計画通りに順調に進んでいたが、問題は、ウィリアムズの2台が後ろから攻めて来てから、タイムを多く失ってしまったことだった」

「トラフィックに苦戦し、後半にダメージが出て、その後はペースが落ちてしまった。 ミディアムコンパウンドでは裕毅と同じラップタイムを記録していたが、僕はワンストップだったので、タイヤマネジメントが少し難しかった。」

「感覚的には昨日より今日の方が良いので、スプリントレースはグランプリに向けて良いウォーミングアップになったと思う。 走行距離も増え、このレースから学ぶべきことはたくさんあるので、これからはメキシコに向けて全力でアタックしていく。」

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