【2024年F1第5戦中国GP】開催スケジュール
4月7日(日)に鈴鹿で開催された日本グランプリの後、F1は引き続きアジアに留まる。
第5戦は、2019年以来初めて上海インターナショナルサーキットで開催される中国グランプリだ。
コロナ禍の影響により、F1は5年間中国を訪れていなかった。
だが今年、ドライバーにも非常に人気のあるこのサーキットに大々的に復活する。
新世代のF1マシンが上海を走るのはこれが初めてであり、このレースには多くの未知数があることを意味している。
今年はスプリントレースも開催される2024年中国グランプリは、4月19日から21日に開催される予定だ。
【2024年中国GPスケジュール】
FP1 | 4月19日 (金)12:30 / 現地19日11:30 |
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SQ | 4月19日 (金)16:30 / 現地19日15:30 |
スプリント | 4月20日 (土)12:00 / 現地20日11:00 |
予選 | 4月20日 (土)16:00 / 現地20日15:00 |
決勝 | 4月21日 (日) 16:00 / 現地21日15:00 |
【サーキット情報】
ドライバーたちは上海で56周のレースに挑む。
サーキット名: 上海インターナショナルサーキット
コース全長: 5.451km
コーナー数:16
周回数:56
レースディスタンス:305.066㎞
ラップレコード: 1分32秒238 (ミハエル・シューマッハ/2004年)
2019年に開催された前回のレースでは、メルセデスのルイス・ハミルトンが中国グランプリで優勝。
2位表彰台に上ったのは元チームメイトのバルテリ・ボッタスで、3位に入ったのは元フェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。
マックス・フェルスタッペン、シャルル・ルクレール、ピエール・ガスリー、ダニエル・リカルド、セルジオ・ペレス、キミ・ライコネン、アレックス・アルボンがトップ10に入った。
コースはいつ作られたのか?
2003年4月、上海の嘉定区にある湿地帯にF1用地が確保された。
それから14カ月後、約4億5,000万ドルをかけて最新鋭の上海インターナショナルサーキットが完成した。
最初のグランプリはいつだったのか?
2004年シーズンには2つのレースが新設され、そのうちの1つが中国GPだった(もう1つはバーレーンGP)。
バーレーンGPではミハエル・シューマッハが、中国GPではルーベンス・バリチェロが優勝した。
サーキットはどんなところ?
上空から見たときのサーキットのフォルムは、上海の”上”に似ている。
ラップの出だしは独特で、ドライバーたちはタイトなターン1とターン2に飛び込み、その後ターン3とターン4を左に抜けていく。
ターン7とターン8の超高速Gフォースはドライバーたちに好評で、ターン13からターン14を隔てる1.2kmのストレートもサーキット最長だ。
なぜ開催されるのか?
上海はミレニアムの始まり以来、世界で最もダイナミックで活気のある都市のひとつに成長し、F1観光の拠点として絶好の場所となっている。
広大な浦東地区にはバーや素晴らしいレストランがひしめいている。
レースの時間になったら、上海地下鉄11号線に乗り、60分後に上海サーキット駅で降りればいい。
観戦に最適な場所は?
ターン14~15のヘアピンが見渡せるグランドスタンドKがおすすめ。
ダニエル・リカルドがバルテリ・ボッタスに果敢に仕掛けて2018年の勝利を決定づけた、このサーキットのもうひとつのベストスポットであるターン6もおすすめだ。
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