マッサ、ハミルトンのフェラーリ移籍について語る

ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍発表は、F1界に衝撃を与えた。
ハミルトンは、2013年から続いていたメルセデスチームとのパートナーシップに終止符を打ち、2025年シーズンからはフェラーリに移籍する。

ルイス・ハミルトンは、2021年のサウジアラビアGP以来F1での勝利からは遠ざかっている。
メルセデスのマシンで苦戦を強いられていることは、ハミルトンにメルセデスとの契約解除オプションを発動させた。
2023年からチームを率いており、恩人の一人であるフレデリック・バスールの存在もあって、ハミルトンはフェラーリに移籍することを決意した。

この決定を喜ぶのは、元フェラーリのドライバーであるフェリペ・マッサだ。
彼はこれがティフォシにとっても素晴らしいニュースだと考えている。
「本当に素晴らしいことだと思う。興味深いね」

「マーケティングの面でもね。みんなが話題にしている。ルイスが赤いスーツを着て赤いクルマに乗っているのを見るのは間違いなく楽しいだろう。ファンはそれを気に入るはずだよ」とマッサはTalkSPORTのマイクを通して語った。

「彼に競争力のあるクルマが与えられることを願っている。フェラーリはレッドブルと戦えるクルマを作れるのか？彼らがそれを達成できるかどうかも楽しみにしていよう」

「そして、ルイスがフェラーリをドライブした時にどうなるかも楽しみだ。シャルル（ルクレール）と一緒の彼を見るのは面白いだろうね。彼らの間には素晴らしいバトルが生まれるはずだ」

マッサは2006年から2013年までフェラーリに在籍していたため、フェラーリのチーム事情をよく知っている。
実際、マッサは2008年にルイス・ハミルトンに1ポイント差で世界チャンピオンのタイトルを逃した。
ハミルトンはその際マクラーレンで初の世界タイトルを獲得している。

だがこの敗北は、実はマッサにとってはまだ消化されていない。
最近、マッサと彼の弁護士たちは、2008年のシンガポールでのクラッシュゲート事件を受けて、F1、元商業責任者のバーニー・エクレストン、そしてFIAに対する法的手続きを開始した。

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