レッドブルに5万ユーロの罰金処分 【アメリカGP】

レッドブル アメリカGP
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FIA(国際自動車連盟)は、2025年F1アメリカGP決勝において、
オラクル・レッドブル・レーシングのチームメンバーによる安全規則違反があったとして、
5万ユーロ(約800万円)の罰金処分を科したと発表した。

このうち2万5000ユーロは執行猶予とされ、今シーズン残りの期間に同様の違反がなければ免除される。

■ 違反の内容

FIAの報告によると、問題が発生したのは決勝レースのフォーメーションラップ開始後。
レッドブルのチームメンバーの一人が、ゲート1(2番グリッド付近)からピットゲート内側のウェルエリアに再侵入したという。

この時点でマーシャルがゲートを閉めようとしていたが、
チームメンバーは制止に気づかず、立ち入りを続けたとされている。

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FIAは「フォーメーションラップ後のグリッド付近は、レース開始準備を行うため非常に危険な区域」であり、
このような行為は「安全確保作業を妨げる重大な違反」に該当すると判断した。

■ チーム側の説明とFIAの見解

聴聞の中でチーム代表は「当該メンバーはマーシャルの指示を理解していなかった」と説明したが、
スチュワードは「レース前の安全ルールは全てのチームが認識しているべき」とし、弁明を退けた。

そのうえで、「安全面においては意図の有無に関係なく責任がある」として罰金処分を決定。
ただし、再発防止への対応を考慮し、半額を執行猶予とした。

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