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【ハンガリーGP FP1】平川亮、F1シートへの意欲を語る「できる限り早く」

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ryo hirakawa TGR haas hungary gp fp1 2026 【ハンガリーGP FP1】平川亮、F1シートへの意欲を語る

平川亮が、今シーズン2度目のフリー走行(FP1)を終えた。ハンガロリンクにて、オリバー・ベアマンに代わってハースのマシンをドライブし、17番手。もう1台のエステバン・オコンからは0.9秒差というタイムを記録した。しかし、このセッションで最も注目を集めたのはタイムシートではない。平川は走行後のメディア対応で、自身の将来について今季最も踏み込んだ言葉を口にした。

F1シート獲得へ揺るがぬ決意

ryo hirakawa TGR haas hungary gp fp1 2026 ハースの平川亮、2026年ハンガリーGP FP1にて

複数チームでリザーブドライバーを務め、キャリアを通じて9回以上のFP1走行を経験してきた平川。今後のキャリアについて問われると、その答えに迷いはなかった。

「できる限り早く」

平川は、次のステップに関する方向性は年末、おそらく中東ラウンドの頃には見えてくるとの見通しを示した。そのうえで、それまでに2026年仕様のマシンでできるだけ多くの走行経験を積みたいと語った。今季残る2回のFP1参加が現実的な目標となる。

ハンガリーでは“攻められる”マシンに

今季最初のFP1走行となったオーストリアでは、2026年レギュレーション特有の複雑なエネルギーマネジメントが大きなテーマとなった。しかし、ハンガロリンクでは状況が大きく異なっていたと振り返る。

「ここでは基本的にエネルギーマネジメントがほぼない。その意味ではすごく楽だ。ストレートは非常に速く、コーナーはグリップが少ない。とにかく攻められるコースだ。プッシュしてもエネルギーを気にしなくていい。それが本当に楽しかった」

タイム差の要因を自己分析

オコンとの差について問われると、平川はそのギャップを単純な速さの差とは捉えていなかった。

「本当に0.9秒の差があるとは感じていない。コーナーの最低速度はそれほど離れていない。違いが出ているのはブレーキングだ。どこまで遅らせられるか、自信を持って踏み込めるか。その差だと思う。マシンの問題ではない」

空力テストとトラブルで不完全燃焼のFP1

ryo hirakawa TGR haas hungary gp fp1 2026 ハースの平川亮、2026年ハンガリーGP FP1にて

セッションは決して順調ではなかった。まずレーキの空力テストを実施したため、通常の走行時間が削られた。

さらに、最初のミディアムタイヤでのランでは、フロントウイングの不具合によりロックアップが発生し、スペアウイングへの交換を余儀なくされた。そして終盤のアタックではターン1でのコースオフに妨げられ、2回目のアタックラップではタイヤのピークを過ぎたタイミングでトラフィックに阻まれた。

「フロントウイングに問題があり、その影響でロックアップが起きていた。それでも、マシンのフィーリングを掴めたのはポジティブだ。ただ、最終的なタイムは本来のパフォーマンスを反映していない」

チームとの連携にも手応え

平川は、ハースのレースエンジニアとの連携についても好感触を語った。そのエンジニアとはTPC(旧型車テスト)でも仕事をともにしており、信頼関係が築けているという。

一方で、フェラーリパワーユニット担当エンジニアとのやり取りは最小限だったと説明。アウトラップやインラップ、アタックモードの手順を確認する程度で、スパやオーストリアのように複雑なエネルギーマネジメントを必要とする場面はほとんどなかったという。

次は富士でTPC、そしてその先へ

ハンガリーGPの翌週、平川は富士スピードウェイでTPCに参加する。ともに走るのは、日本を代表する若手ドライバーの坪井翔だ。

「一番大切なのは楽しむこと。旧型車の最速マシンを、誰もがよく知っている富士で走らせるのはとても楽しいはずだ」

リザーブドライバーとして経験を積み続ける平川だが、その視線は常にF1シートへ向けられている。今回の「できる限り早く」という言葉は、その強い決意を改めて示すものだった。

今季残るFP1やTPCでさらに経験を重ね、その先にあるF1シート獲得へどこまで近づけるか。2027年に向けた平川の挑戦は、これからが本番となる。

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