リアム・ローソン「F1でチャンスを掴むとしたらレッドブルだ」
リアム・ローソンはレッドブル、アルファタウリから2024年のレースシートを逃したものの、F1に再び戻り、チャンスを掴むとしたらレッドブルだと主張している。
昨年はF2選手権で3位、今季は全日本スーパーフォーミュラ選手権で準優勝に輝いたローソンだが、8月に行われたF1オランダGPのプラクティスでアルファタウリのダニエル・リカルドが手を負傷したことで、急遽ローソンがF1デビューを果たした。
モンツァとシンガポールで印象的なパフォーマンスを披露し、後者では9位でポイントを獲得した。
リカルドがオースティンでシートに復帰するまでの5レースでは、リカルドの代役を務めた。
ローソンはシーズンを通して苦戦していたマシンでポイントまで獲得したが、レッドブルのマネジメント陣は、来シーズンもマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスをレッドブルに残し、リカルドは角田裕毅とともにアルファタウリのシートを獲得した。
この決定は、レッドブルが今季の開幕戦にニック・デ・フリースをアルファタウリに起用し、その後デ・フリースをリカルドに代えたことに続くものだった。
ローソンは、失望はしているものの、これらの判断はいずれもその時点では理にかなったものだったと主張する。
「非常にフラストレーションがたまるが、その決断がなぜ理にかなっているのかは理解できる。」と彼はポッドキャスト “Beyond The Grid “でトム・クラークソンに語った。
「それは昨年のデ・フリースの時もそうだ。あの時点ではショッキングなF2シーズンを送っていて、最後に逆転したんだけど、すべてが遅すぎたんだ。シーズン終盤は本当に良かったし、F1でのテストも良かった。」
「でも、決定が下された時点での自分のシーズンがどうだったかを考えれば、その理由を理解することができたと思う。今年も、僕はずっといいシーズンを送っているけれど、今シーズンかなり苦戦していたアルファタウリというチームには、シーズン途中にF1未経験者が飛び込む選択肢もあれば、F1経験豊富で優勝経験もあるリカルドが飛び込む選択肢もあった。」
「フラストレーションがたまるが、私はこの決断を理解することができる。」
そのフラストレーションにもかかわらず、ローソンはF1での次のチャンスは現在リザーブドライバーを務めるレッドブルで巡ってくると考えているようだ。
「来年はドライブできないのは悔しいけれど、少なくともF1に関わっていることを最大限に生かすつもりだ。」
「僕はレッドブルのドライバーだからね。もしF1でチャンスがあるとしたら、それはレッドブルレーシングを通してだろう。僕にチャンスをくれるのはレッドブルだと思う。」
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