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メルセデス、今季初の大型アップグレードをカナダへ―ヴォルフ代表「ライバルの前進に対応しなければ」

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toto wolff mercedes メルセデス、今季初の大型アップグレードをカナダへ

マイアミGPでは、マクラーレンがメルセデスとの差を大きく縮めた。メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフ氏は、今季初となる大型アップグレードパッケージをカナダGPで投入すると明かし、夏休みまで続く過密日程の重要性を強調した。

正常なレースリズムへ

george russell mercedes miami gp 2026
メルセデスのジョージ・ラッセル、2026年マイアミGPにて

ヴォルフ氏は、カナダGPに向けた準備について次のように語った。

「カナダを前に、私たちは通常のレースリズムに戻る準備ができている」

今シーズンは、中東2レースの中止による5週間の空白期間に加え、マイアミ後にも2週間のインターバルがあり、断続的なスケジュールが続いていた。しかし、ここからは一転して過密日程へと突入する。

ヴォルフ氏は今後を見据える。

「夏休みまでの10週間で7つのグランプリが控えている。リズムを築き、勢いをつける絶好の機会だ」

さらに、シーズン序盤の状況についても冷静な見解を示した。

「すでに5月中旬だが、まだ4戦しか終わっていない。長いシーズンが残っている。今週末は重要だが、まだ決定的な週末にはならない。バランスを保ち、学び続け、毎週末を最大限にこなすことが大切だ」

ライバルへの対応が急務

マイアミGPでは、メルセデスが今季初めて圧倒的な優位性を維持できなかった。スプリントはマクラーレンが制し、決勝でもキミ・アントネッリはランド・ノリスから激しいプレッシャーを受け続ける展開となった。

この状況を、ヴォルフ氏も率直に認めている。

「マイアミではライバルが前進した。我々も対応しなければならない」

その対応策として、メルセデスは今季初となる大型アップグレードパッケージをモントリオールに持ち込む予定だ。ただし、ヴォルフ氏は過度な期待を戒めた。

「パフォーマンスは、実際にコース上で示されて初めてパフォーマンスと言える」

さらに今回はスプリント週末のため、新パーツの評価とセットアップ作業に使える時間は、60分間のフリー走行1回のみ。限られた準備時間の中で、アップグレードの真価が試されることになる。

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