ハミルトンの未来にベアマンという圧力―クルサードが「ルイスが先に去る」と予言
若き才能オリバー・ベアマンの存在が、ルイス・ハミルトンの将来に新たなプレッシャーを与えている。元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、フェラーリがこの才能を逃すことはないと見ている。
ベアマンがフェラーリのF1マシンで何ができるかは、すでに2024年シーズンに証明済みだ。カルロス・サインツの急性虫垂炎による欠場を受け、急遽サウジアラビアGPで代役出場した当時18歳のイギリス人は、フリー走行3回目(FP3)からの参加にもかかわらず予選11番手を獲得。Q3進出まであと0.036秒に迫る走りを見せ、決勝では7位入賞を果たしパドックに強烈な印象を残した。
翌2025年にはフェラーリのエンジンカスタマーチームであるハースからF1フル参戦を開始し、2026年も引き続き同チームで経験を積んでいる。しかし、ベアマン本人はいつまでも中団チームに留まるつもりはなく、フェラーリ側もこの逸材の昇格を無期限に先延ばしにはできない。
ポッドキャスト『Up To Speed』でこのテーマについて語ったクルサードは、次のように持論を展開した。
「フェラーリはこのチャンスを逃したくないだろう。そしてそれが、ルイス・ハミルトンの将来に対する新たなプレッシャーになっている。私は、先にチームを去るのはルイスの方だと思っている」
さらに、その理由についてこう続けた。
「才能が伸びている時に、チャンスを掴まなければならない。長くそこに留め挑戦の機会を与えなければ、状況は変わってしまう。正直に言って、ハースで期待以上の結果を出すことと、フェラーリでチームメイトから0.05秒遅れることとでは、全く話が違う」
そして最後に、フェラーリという舞台の厳しさをこう表現した。
「彼を“真のスポットライト”の下に置く正しいタイミングを見極めることが重要だ。そのスポットライトは、中団チームのドライバーが想像するよりはるかに熱いものだよ」
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