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【カナダGP】アントネッリ、成功の秘訣は「自分らしくいること」―19歳選手権リーダーの等身大の言葉

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カナダGPのパドックで、メルセデスのキミ・アントネッリがイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』の取材に応じた。3戦連続ポール・トゥ・ウィンという快進撃の最中にいる19歳の選手権リーダーは、その心境と成功を支える考え方について、等身大の言葉で語っている

フェルスタッペンとルクレールも認める才能

モントリオールのパドックでは、マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールにもアントネッリについて質問が飛んだ。ふたりの評価は驚くほど一致していた。

「キミは何年も前から、F1に特別な才能が現れることを予感させていた。10代らしい無邪気さでドライブし、全力で攻めている。19歳にして見せる成熟度は驚くべきものだ。素晴らしい未来が待っているよ」

急激な飛躍を遂げたこの1年

3戦連続のポールポジションと優勝を達成し、ランキング首位に立つアントネッリ。しかし本人は、浮かれることなく現在地を冷静に見つめている。

「時々、自分が映画の中にいるような感覚になる。1年前はここで初めてF1の表彰台に立ったばかりだった。それから本当にたくさんのことが起きた」

タイトル争いについても、慎重に言葉を選びながらその意識を認めた。

「中国GPでの初優勝が、大きなプレッシャーを取り除いてくれた。でも、今は目標が変わってきている。それについてはあまり口にしたくないけどね」

その“新しい目標”がワールドチャンピオンであることは明らかだ。

選手権首位でも変わらない冷静さ

ランキングトップに自分の名前があることへの率直な思いも口にした。

「自分の名前がランキングの一番上にあるのを見ると、確かに何かが変わる。でも冷静に考えれば、まだ多くのレースが残っていて、争うポイントも膨大だ。だから変わらず1戦ずつ、これまで通り取り組んでいる」

チームに溶け込む“アントネッリ流”

急激な知名度の上昇についても、自然体で語っている。

「以前よりずっと顔を知られるようになった。イタリアはもちろん、海外でもね。でも自分らしく、オープンで冗談好きな人間でいたい。キャラクターを変えたくはない。ただ、自分を守らなければならない場面があることも理解しているよ」

チーム内では“いたずら好き”としても知られるアントネッリ。スタッフとの関係については、こんなエピソードも披露した。

「最初はチームのみんなも僕のいたずらに戸惑っていた。でも今はかなりリラックスしていて、むしろ毎日彼らのいたずらに備えなければならない状態だよ。でも、仕事になると全員がしっかり集中している。メルセデスに少しイタリア的な生き方を持ち込めたと思っている」

そして、笑いながらこう続けた。

「トト(ヴォルフ代表)だけはいたずらの対象外! 報復が怖すぎる(笑)。ケーキを顔に投げるのは他の人にしておくよ」

自然体を貫く19歳の成功哲学

最後に、アントネッリは自身の成功を支える考え方をシンプルな言葉で表現した。

「自分らしくいること。レーサーとしての仕事には全力を注ぐ。それが僕の人生であり、情熱だ。でもF1の世界の中にも、自分のキャラクターやエネルギーを表現できる余地は必要だと思っている」

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