【カナダGP】FP1結果─アントネッリが圧巻のトップタイム! ラッセルも2番手でメルセデスが再びワンツー
好天に恵まれたモントリオールでのフリー走行は、赤旗が3度提示される荒れた展開となった。選手権リーダーのキミ・アントネッリがトップタイムを記録し、ジョージ・ラッセルが2番手に続いて、メルセデス勢が再びワンツーを形成。マックス・フェルスタッペンは5番手だった。
さらに、アレックス・アルボンがマーモットを避けようとしてウォールに接触するハプニングも発生し、セッションはたびたび中断された。
各チームがアップグレードを投入
多くのチームがモントリオールに新パーツを持ち込んだ。メルセデスはフロントウイングからディフューザーに至るまで大規模なアップグレードを投入。マクラーレンも今季2度目となる改良パッケージを導入した。
一方、ハースは今季初の本格的なアップグレードとして、サイドポッドからリアサスペンションまで広範囲を刷新。対照的に、フェラーリとアストンマーティンは新パーツなしで週末を迎えている。
波乱のセッション
気温16度という好条件でスタートしたFP1だったが、開始直後からトラブルが相次いだ。
まずフランコ・コラピントが「アクセルが反応しない」と無線で訴え、エンジントラブルによりピットへ帰還。その後、エンジン交換が行われた。
続いてリアム・ローソンがパワーステアリングの不具合でコース上にストップし、最初の赤旗が提示された。
最大のハプニングは開始から24分後に起きた。アルボンがターン6〜7間でコース上に現れたマーモットを避けようとしてウォールに接触。ドライバー本人に怪我はなかったものの、マシンは大きなダメージを負った。なお、アルボンはパドック内でも動物好きとして知られている。FIAは中断時間を補うため、セッションを15分延長すると発表した。
終盤もアクシデントが続出
延長後、ラッセルはソフトタイヤでアントネッリに0.142秒差まで迫った。しかし、最後のアタックでは第1コーナーでマシンを滑らせ、軽くウォールに接触している。
終盤にはエステバン・オコンがノーズとフロントウイングをウォールに擦りつけ、3度目の赤旗が提示された。オコンはセッション序盤から「バウンシングがひどい」と訴えていた。
最終結果はアントネッリ、ラッセル、シャルル・ルクレール、オスカー・ピアストリ、フェルスタッペンの順となった。
フェルスタッペンは走行中、「突然ステアリングが重くなる」「デファレンシャルが開いているような感覚がある」と無線で訴えており、マシンの不安定な挙動に苦戦している様子だった。
2026年F1カナダGP フリー走行1回目結果
1.キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分13秒402
2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分13秒544
3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分14秒176
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分14秒355
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分14秒366
6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分14秒799
7.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分14秒963
8.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分15秒452
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分15秒698
10.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分15秒863
11.ガブリエル・ボルトレート(アウディ) – 1分16秒214
12.アイザック・ハジャー(レッドブル) – 1分16秒253
13.エステバン・オコン(ハース) – 1分16秒497
14.アレックス・アルボン(ウィリアムズ) – 1分16秒642
15.カルロス・サインツ(ウィリアムズ) – 1分16秒660
16.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分16秒809
17.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分16秒978
18.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分17秒431
19.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分17秒770
20.バルテリ・ボッタス(キャデラック) – 1分17秒868
21.セルジオ・ペレス(キャデラック) – 1分17秒926
22.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – タイムなし
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