ラッセル、得意のカナダでアントネッリへの反撃を誓う
2026年F1第5戦カナダGPを前に、メルセデスのジョージ・ラッセルが巻き返しへの意気込みを語った。
チームメイトのキミ・アントネッリに20ポイント差をつけられているものの、過去2年連続でポールポジションを獲得し、2025年には勝利も挙げたモントリオールは、反撃の舞台としてこれ以上ないサーキットだ。
現状を冷静に分析
中国GPでは2位、日本GPとマイアミGPでは4位と、あと一歩で表彰台を逃すレースが続いているラッセル。しかし、ここ数戦は展開面で不運もあったと振り返る。
上海、鈴鹿、マイアミでは、アントネッリ側に流れが向いた場面もあったというのがラッセルの見立てだ。
巻き返しへ意欲
ラッセルは、今後の意気込みをこう語っている。
「5月末になってもまだ4戦しか終わっていない。バーレーンとサウジアラビアの中止によってシーズンが分断されてしまった。もっとレースを重ねてリズムを作りたいと思っている」
そして、マイアミからの教訓も活かす構えだ。
「マイアミは簡単な週末ではなかったが、シーズン後半に役立つ多くの学びがあった」
今季初の大型アップグレード投入へ

メルセデスは今回のカナダGPで、今季初となる複数のアップグレードを投入する予定だ。ラッセルも期待を寄せる一方で、慎重な姿勢を崩していない。
「フェラーリやマクラーレンが以前経験したように、これらが効果を発揮することを期待している。シミュレーション上の数字は楽観的だが、実際にコースで確認する必要があるのは変わらない」
さらに、2026年レギュレーションへの適応の難しさについても触れた。
「僕たちは皆、少し学び直さなければならない。ここ数年はセットアップやタイヤマネジメントに集中してきたが、今はパワーユニットのエネルギーマネジメントが重要になっている」
ラッセルのスタンス
ランキング争いについても、ラッセルは冷静さを保っている。
「モントリオールも他のグランプリと同じ。タイトルのことは考えていないし、自分でコントロールできないことは気にしないよ」
過去2年連続のポールポジション、そして2025年の勝利。モントリオールは、ラッセルにとって確かな実績を持つ舞台だ。メルセデスの大型アップグレードとともに、カナダGPで反撃の狼煙を上げられるか注目される。
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