【カナダGP予選】アントネッリ2位「4連続ポールを取りたかった」—タイヤを機能させられず、雨の決勝に向けて警戒
2026年F1第5戦カナダGPの予選で、メルセデスの選手権リーダーキミ・アントネッリはチームメイトのジョージ・ラッセルから68ミリ秒差の2番グリッドに終わった。4戦連続ポールポジションという新記録達成はわずかに叶わなかったが、フロントロウからの優勝チャンスは十分にある。
「タイヤをうまく機能させられなかった」—難しいコンディションに苦しむ
アントネッリはQ3でタイヤのワーキングレンジに苦しんだことを明かした。
「全力で攻めるのは簡単ではなかった。タイヤが完璧な作動温度域に入っているかどうか、確信が持てなかった。ジョージにはおめでとうと言いたいよ、素晴らしい走りだった」
Q3での苦戦についても率直に語った。
「とても難しい予選だった。Q3の最初の部分は良かったが、その後スピードが消えてしまったように感じた。Q3の最初のアタックラップは本当に悪かった。よりクリーンに走ろうとしたが、タイヤを機能させるのが本当に難しかった。それが苦しんだ理由だ」
さらに最後のアタックでもミスがあった。
「最後のアタックでターン6でシフトミスをしてしまった。少し狂わされてしまったが、残りのラップ自体は悪くなかった」
「アップグレードは機能しているが、ここの条件が特殊」
メルセデスが今回投入した大型アップグレードについてはポジティブな評価を示しながらも、モントリオール特有のコンディションが影響していると指摘した。
「アップグレード自体はうまく機能している。ただマシンバランスが変化した。タイヤをうまく機能させられないため、新パーツの恩恵を完全には引き出せていない。モナコやバルセロナではそれが変わると思う。ここのコンディションは本当に特殊だ」
雨の決勝への警戒—「何が起きるかわからない」
フロントロウからのスタートでモントリオールでの勝利を狙うアントネッリだが、日曜の天候については慎重な姿勢を示した。
「スタート位置は悪くない。でも明日は何もかもが非常に予測不能になりうる。雨が降ることはわかっている。ただどれほど降るかがわからない。とにかくあらゆる状況に備えようとしている」
過去のカナダGPではフロントロウからのスタートドライバーが44戦中30勝を挙げており、ポールから22勝、2番手から8勝という記録がある。雨がどう展開を変えるか、アントネッリの冷静な対応力が試される
