フェルスタッペン、ニュルブルクリンク耐久シリーズで鮮烈デビュー

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F1で4度の世界王者に輝いたマックス・フェルスタッペンが、キャリアに新たな一歩を刻んた。ADACニュルブルクリンク・ラングシュトレッケン・ゼーエ(ADACニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS))に初参戦し、見事な走りを披露するとともに、サーキット最強クラスのマシンで走るために必要な「ノルトシュライフェ許可A」を取得した。
イギリス人レーサーのクリス・ラルハムとともにライオンスピードGPポルシェ718ケイマンGT4クラブスポーツをドライブしたフェルスタッペンは、エントリーレベルマシンの制約の下で伝説的なノルトシュライフェに挑戦した。レッドブル・レーシングのスターが駆るマシンは約300馬力に制限され、標準的なカップ3仕様と比較して追加重量を背負っていた。
より強力なマシナリーを上回るペース
そうした制約があったにも関わらず、フェルスタッペンは即座にそのペースを実証した。予選では総合27位、クラス6位を獲得し、フェラーリ296 GT3を含む複数のより高出力の競合車を上回るタイムを刻み、多くの観戦者が彼のマシンを問わない適応力を改めて印象付けた。
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レース中、フェルスタッペンは14周を完璧に走行してからラルハムにバトンタッチし、許可A取得に必要な走行距離を完了した。このライセンスにより彼は今後、ノルトシュライフェでの総合勝利を争うことができるトップティアのマシンで競技することが可能となる。
フェルスタッペンの耐久レースへの進出はここで終わらない可能性がある。チーム関係者によると、フェラーリ296 GT3でのデビューが早ければ2週間後に実現するかもしれないが、公式な確認はまだなされていない。
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