今季限りでチーム代表から退くフランツ・トストの愛弟子である角田が最終戦でも素晴らしい走りを見せる!

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アルファタウリの角田の好調な戦いぶりと、メキシコGPで7位に入ったリカルドの素晴らしい走りが相まって、アルファタウリがコンストラクターズランキングでウィリアムズから7位を奪取する可能性が高まった最終戦アブダビGP。

シーズン最終戦で新しいフロアを導入したとはいえ、十分な得点を得るには至らず、シーズンの大半を過ごした最下位から2つ順位を上げて8位でシーズンを終えることとなった。

F1で2番目に長くチーム代表を務めたフランツ・トスト代表にとってはほろ苦い見送りとなってしまったが、彼の弟子である角田が素晴らしい活躍をした一方で、ライバルからポジションをひとつ奪うという究極の高みを得ることはできなかった。

しかしながら、角田裕毅はキャリア初のグランプリ・リーダー(日本人ドライバーとしては2度目)に輝いただけでなく、ドライバー・オブ・ザ・デイを初受賞し、ファンからの称賛を浴びた。

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アルファタウリのチームメイト、ダニエル・リカルドを終始手玉に取り、1ストップ作戦を駆使しながらも、グリッドポジションを2つ下げて8位でフィニッシュした。

それでも角田は直近5レースで3度目のポイントフィニッシュを果たし、これまでで最も印象的なシーズンを締めくくることになった。

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