ブラウン、ルーキー起用のレッドブルとメルセデスに課題と分析

マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンが、2025年のF1コンストラクターズチャンピオンシップについて、ルーキードライバーを起用するレッドブルとメルセデスが苦戦を強いられる可能性を指摘した。

ブラウンは、今シーズンのトップチーム争いが一層激しくなると予想しており、ドライバーの実力がランキングを大きく左右する可能性があるとの見方を示した。

レッドブルはリアム・ローソンを、メルセデスはキミ・アントネッリをそれぞれ起用する。ローソンはF1での経験がわずか11レース、アントネリに至ってはフリープラクティスでの2セッションのみという状況だ。

トップチームの戦力分析を問われたブラウンは、この「経験不足」が与える影響の重要性を強調。「ルイス（ハミルトン）やドライバーズチャンピオンシップについては、本当に興味深い展開になるだろう」と語った。

「昨シーズン、私たちとフェラーリはわずかな差で争いを終えた。その接戦は今年も続くと考えている」と述べ、さらに「メルセデスも非常に近い位置におり、昨年は4、5勝を挙げた。だからメルセデスも当然、戦いに加わってくるはずだ」と分析した。

「そしてもちろん、レッドブルについては、シーズン前半は圧倒的な強さを見せ、中盤でやや勢いが落ち、その後盛り返してシーズンを終えた。だから、これら4チームの間に大きな差はないと考えている」とブラウンは締めくくった。

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