レッドブルF1、フェラーリとマクラーレンのリアウイングに不正を指摘

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レッドブルF1によりライバルチームの「ミニDRS」の機能に関する新たな告発が明らかになった。これにより、フェラーリとマクラーレンはFIAによる新たな詳細調査の対象となる可能性が浮上している。
F1全チームは今週、バーレーンでプレシーズンテストに参加していた。新シーズンは2週間後のオーストラリアGPで開幕する予定だ。F1の新シーズン開始時には常のことだが、各チームはライバルのマシンを調査し、その秘密を探ろうとしている。
この新たな疑問は、FIAがウイングの柔軟性を制限する決定を下し、新シーズン開始からの新規則が施行されたことを受けてのものだ。
レッドブルF1の技術ディレクターであるピエール・ワシェ氏は、フェラーリとマクラーレンのリアウイングを名指しで批判した。
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ワシェ氏は「フェラーリとマクラーレンはまだミニDRSを使用していると思う」と『The Race』に語った。
『The Race』によると、2つの重要な特徴が浮かび上がっているという。一つはリア構造全体が後方に回転すること、もう一つはチームが高速走行時にスロット間隔を操作し続けていることだ。
この問題はまだ解決されていないようで、匿名を希望する“あるチーム代表”は次のように述べている。
「映像を見ると、一部のリアウイングはかなり柔軟性があるように見える。私たちはこれを非常に注意深く監視している」
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ワシェ氏は「この問題がシーズン序盤の重要な議論点になると予想している」と付け加えた。
チームはプレシーズンテスト中にはルールへの厳格な適合を義務付けられていない。実際に懸念がある場合は、メルボルンでの開幕戦に向けた準備の中で大きな議論になる可能性が高い。
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