【マイアミGP】フェルスタッペン、大規模アップデートもスプリント予選5位「高速区間に課題」
2026年F1マイアミGPで、レッドブルは大規模なアップデートパッケージを投入した。マックス・フェルスタッペンはFP1で2番手タイムを記録し一定の手応えを示したものの、スプリント予選では5位に留まった。それでも、4度のワールドチャンピオンは「確実な前進」と前向きに評価している。
RB22に大規模アップデート投入
レッドブルがマイアミに持ち込んだ新パーツは広範囲に及ぶ。フロントウイングやブレーキダクト、サイドポッド、エンジンカバー、フロア、リアサスペンションカバーに加え、フェラーリが先行導入していた回転要素付きリアウイングも採用。マシン全体に手が入れられた。
その効果はFP1から現れ、フェルスタッペンはフェラーリのシャルル・ルクレールに次ぐ2番手タイムをマーク。しかし、スプリント予選では5番手にとどまり、最前列争いには届かなかった。

「ギャップは半分に」手応えを強調
フェルスタッペンはアップデートの成果について、次のように語った。
「今日のマシンは開幕時よりもはるかに一体感があった。それはポジティブだ。もちろん、まだ改善すべき点はあるが、僕たちにとって大きな前進だと思う。ここ数戦では1秒以上遅れていたが、その差はほぼ半分まで縮まった。これを土台に積み上げていける」
高速区間に課題、弱点は依然明確
一方で、課題もはっきりしている。フェルスタッペンはマイアミの高速セクションでのパフォーマンス不足を指摘した。
「最初のセクターは高速区間が多く、まだかなり厳しい。改善すべきポイントは明確だ」
それでも、全体的なバランスには改善を感じているという。
「それ以外の部分では一貫性が出てきた。少なくとも、ミッドフィールド勢は後方に抑えられている。マシンはまだ理想の状態ではないが、レーシングカーとしての信頼感は戻りつつある。さらにタイムを引き出せる手応えもある」
復活への試金石となる週末
開幕からトップ争いに絡めない苦しい状況が続く中、今回のアップデートはレッドブルにとって確かな一歩となった。スプリントレース、そして予選と決勝でどこまで差を詰められるか。RB22の真価が問われる週末となる。
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