フェルスタッペン離脱、ピアストリ加入? 浮上した移籍説を当事者たちが否定
マクラーレンがマックス・フェルスタッペン獲得に動き、代わってオスカー・ピアストリがレッドブルへ移籍する――そんな大型トレード説がイギリスで広がった。しかし、当事者たちは揃って憶測を否定した。
噂の背景
今回の噂では、フェルスタッペン陣営がより競争力の高い環境を模索しており、ピアストリのマネージャーを務めるマーク・ウェバー氏が、古巣レッドブルとの関係を活かして移籍を仲介するという構図が語られていた。
マクラーレンとレッドブルの間でエース級ドライバーが入れ替わる可能性まで取り沙汰されたことで、パドックでも注目を集めていたのだ。
フェルスタッペン「F1を楽しめれば長く続けたい」

フェルスタッペンは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのパドックで噂そのものには直接触れなかったものの、自身の将来について前向きな姿勢を示した。
「F1への批判は、勝てるマシンがあるかどうかとは関係ない。F1を健全なプロダクトとして見たいという思いからだ。そういうF1の方が、ドライバーたちもより楽しめると思っている」
さらに、こう続けた。
「F1がより良いものになれば、自分も幸せになれる。F1を楽しめれば、ここに長く留まる可能性も高まる。チームでも居心地はいいし、僕たちが積み上げている進歩を見るのは刺激的だ」
また、以前からF1継続への意思は持っていたとしたうえで、スポーツの方向性に懸念を抱いていたとも明かした。
「F1を続けたいという気持ちは元々あった。ただ、スポーツが間違った方向へ進んでいるように感じていた。だから変化を望んでいたし、それが今、実現しつつある。できるだけ早く、本来あるべき状態に戻ることを願っている」
これらの発言からは、レッドブルでの現状に大きな不満を抱えている様子はうかがえない。
ピアストリ「マクラーレンでとても幸せ」

一方のピアストリも、移籍説についてきっぱりと否定した。
「自分にとっても初耳だった。とても光栄なことだとは思うが、そのような話し合いは一切行われていない。これ以上言うことはないよ」
さらに、現在のチームへの信頼も強調した。
「自分の仕事が評価されているのは嬉しい。でも、はっきり言えるのは、マクラーレンでとても幸せだということ。このチームが再びレースに勝ち、タイトル争いに加われると確信している」
フェルスタッペンとピアストリの双方が明確に否定したことで、今回の移籍説はひとまず沈静化しそうだ。
