フェルスタッペン、F1規則を再び批判「レンタカーでもいいショーを見せられる」
2026年F1第5戦カナダGPは、激しいバトルと多くの見どころを提供した。しかしマックス・フェルスタッペンは、その面白さは現在のレギュレーションによるものではなく、ドライバーたちの実力によって成り立っていると主張する。
ニュルブルクリンクでの経験が確信を深める
カナダGPを3位で終えたフェルスタッペンは、近年のF1について率直な考えを口にした。
「今シーズン、僕はさまざまな種類のマシンを運転してきた。特に先週は、モータースポーツがどれだけ純粋であれるか、レースがどれだけ素晴らしいものになり得るかを、改めて思い知らされた」
フェルスタッペンは直前にニュルブルクリンク24時間レースで、メルセデスAMG GT3をドライブ。その経験が、現在のF1に対する考えをより強固なものにしたという。
ドライバーの力こそがショーを作る
そして、F1の魅力はレギュレーションではなく、ドライバーにあると強調した。
「ここにいるドライバーたちは世界最高レベルだ。仮にレンタカーを与えられても、いいショーを見せて、激しく、そしてうまく戦えるだろう。そういう意味で、これはルールとは関係ない」
複雑化した規則への不満

さらに、現行のF1規則が過度に複雑化していることに強い不満を示した。
「走っていてかなり混乱する。F1はこうあるべきではない。すべてが複雑すぎるんだ」
その上で、ドライバーがレース中に管理しなければならない要素の多さを挙げた。
「ファンの多くは、ドライバーが走行中に何と格闘しているのか、後続車として何が許されるのか、前走車として何が許されるのか、フォーメーションラップやアウトラップでどんな操作が必要なのか、どれだけバッテリーを充電できるのか、といったことを全く知らない。そうした複雑な要素すべてに対処しなければならないのは、本当に残念だ。F1はもっとピュアであるべきだよ」
“純粋なレーシング”への回帰を望む
フェルスタッペンは、2027年以降に検討されている方向性に期待を寄せた。
「来年から試みようとしていることが実現するのを願っている。少し自然な状態に戻し、より純粋なレーシングに近づけるためには、絶対的に必要なことだ」
そして、最後にこう締めくくった。
「繰り返しになるが、どんなマシンを与えられても、ドライバーは必ず走り、いいレースとエンターテインメントを生み出す。人々は『マシン同士の戦いが素晴らしい』と言うかもしれないが、それはマシンとは関係ない。ただ、もっと純粋なレースであるべきなんだ」
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