【事実と統計】フェルスタッペン、2人の偉大なドライバーに並ぶ
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが昨シーズンから引き続き強さを発揮し、フェラーリのシャルル・ルクレールにコンマ2秒差をつけて開幕戦ポールポジションを獲得した。タイトル防衛に向けて夢のようなスタートとなったが、フェルスタッペンが今夜満足して眠りにつく中、グリッド上の他のドライバーにとってはパフォーマンスに不満の残る予選だったかもしれない。バーレーンで行われた予選から、事実と統計を紹介しよう。
【事実と統計】
フェルスタッペンはジム・クラークとアラン・プロストに並ぶ歴代5位の33ポールポジション。
フェルスタッペンはポールポジションからスタートしたレースで16連勝している。
フェルスタッペンとルクレールの2人は2023年の予選順位でベスト2ドライバー。
ルクレールは6戦連続で最前列スタートを決め、現在最高記録となる中、8戦連続でチームメイトを予選で上回る。
フェルスタッペンとルクレールがフロントロウを分け合うのは4戦連続。
ジョージ・ラッセルは3位。昨年2023年最後の5戦でトップ3スタートは一回のみ。
ラッセルは2020年サクヒールGPで2番手からスタートし、今年はバーレーンの現行コースレイアウトで過去最高のスタートを決める。
サインツは昨年と同じ4番手。
セルジオ・ペレスは予選5番手で、過去18戦でトップ4入りは1回のみ。
フェルナンド・アロンソは6番手で昨年より一つ下の順位からスタート
ランド・ノリスとオスカー・ピアストリはそれぞれ7位と8位。このコースでマクラーレン勢のトップ10入りは2021年以来となる。
ルイス・ハミルトンの9番手はバーレーンでの過去最低スタートであり、他の2回は2013年と2018年のグリッドペナルティによるもの。
ヒュルケンベルグは2年連続で10番手スタート
わずか0.007秒差でQ3進出を逃した角田裕毅。
ランス・ストロールは過去10戦で1度しかQ3に進出していない。
アレックス・アルボンの13番グリッドはウィリアムズにとってバーレーンで2017年以来のベストグリッドだった。
周は4戦連続でQ1敗退。
ピエール・ガスリーは2年連続でバーレーンGP最後尾スタートも昨年は9位でフィニッシュ。
アルピーヌ(ルノー)が予選で最下位の2台を出したのは、ケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーが出走した2016年アゼルバイジャンGP以来となる。
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