リカルド、結果が出ていない中でも自信は変わっていないと断言
角田裕毅のホームレースとなる日本グランプリでの木曜日。
この日ダニエル・リカルドは、多くのジャーナリストの前でいくつかの難しい質問に直面しなければならなかった。
リカルドは、難しい今シーズンのスタートを切ったにも関わらず、自信と幸せな心境のままであることを主張し、近いうちに「良い結果を出すことができる」と確信している。
2023年シーズンの途中でF1グリッドに復帰したリカルド。
手の骨を折って5レースを欠場しなければならなかったにもかかわらず、一連の堅実なパフォーマンスを見せた。
だが、今年に入ってからは厳しい戦いを強いられている。
8度のグランプリ優勝経験を持つリカルドは、これまでの3レースでRBのチームメイトである角田に予選で上回られている。
決勝レース当日の最高成績は12位。それにもかかわらず、リカルドは、自分自身の中では良い感じが続いていると言い、それがトラック上の結果に反映されることを切望している。
「残念なことに結果は良くない(今シーズンこれまで)し、もちろん僕もそれは分かっている。
結果は僕が望んでいたものではない」と、リカルドは日本グランプリを前に説明した。
「でも個人的には、自信も幸せも、そういったものはほとんど変わっていないんだ。今は結果を出して、いくつかのことを解決するだけの問題だ。だからこそ、なぜ結果がまだ出せないのか理解しないといけない。それ以外は、うん、良い感じがしているよ」
「オーストラリアグランプリの後は少しの間家にいることが出来た。それは良かったよ。数日間家に帰れるのは良いことだし、ここにリフレッシュして来ることが出来た。もちろん、今週末何が起こるかは予測できないけど、今ここに立っていると、良い結果を出すことができると確信している」
正確に何が機能していないのか、問題点はチームと自分で特定したのか、そしてそれが鈴鹿での週末の焦点になるのかを問われたリカルドは、次のように答えた。
「うん、オフの間にもトラック外でたくさんの作業をした。どれだけが僕で、どれだけがマシンなの問題なのか。マシンが僕に与えてくれないかもしれないもの、僕が求めているもの、このようなことを理解しようとしている」
「本当に小さなことがあちこちにあるだけだ。僕たちが迷子になっている状態ではないし、良い気分になれないということではない。だから僕たちが集中すべきなのは…エンジニアと座って話をするだけだ」
「他の人から『これについて考えたことはあるか』とか『これをやってくれ』とかいう提案を受け始めることはない。そうすると迷子になってしまうからね。だから本当にコースにとどまることが大事なんだ」
「もちろんフラストレーションはたまるよ。結果が欲しいし、準備は整っていると感じている。結果を出す準備は出来ているから、他のことに気を取られる場合ではない」
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