オコンとガスリー、イモラでのグラベルトラップの復活を歓迎
イモラ・サーキットは2022年の前回開催時と比べていくつかの変更が加えられている。
特に、一部のコーナーではアスファルトのエリアが縮小され、代わりにグラベルトラップが拡張された。
具体的には、9コーナーの脱出エリアが完全に撤去され、グラベルトラップに置き換えられた。
また、11、12、13コーナーの出口にあるアスファルトの脱出エリアも縮小。
そこにもグラベルが敷かれた。
さらに、14-15コーナーのシケインの出口も、以前はアスファルトの脱出エリアだったが、現在はグラベルトラップになっている。
Canal+から今年のイモラ・サーキットの変更点について意見を求められたアルピーヌのエステバン・オコンは次のように答えた。
「シミュレーターで走行し、すべての変更点を確認した。十分な準備ができたのは良かったと思う。カーブの縁石も変更されて、ドライバーの背中や脊椎を痛めていた大きな黄色いバナナ型の縁石が取り除かれたのも良いことだ」
「これは、僕たちがもう少し縁石に乗り上げられることを意味するし、イモラの特性が戻ってきたのは良いことだと思う」
「10年前、F3で走っていた頃を思い出すよ。当時は本当に縁石に乗り上げることができて、クルマが宙に浮くような派手なシーンをたくさん目にした。僕はそういうのが好きなんだ。だから、ヨーロッパでの最初のレースとしてここに戻ってくるのが嬉しいし、イモラはヨーロッパでの素晴らしい開幕戦だと思う」
一方、チームメイトのピエール・ガスリーは、グラベルトラップの復活がトラックリミットの問題を一度に解決すると考えている。
「僕にとって、これこそがモータースポーツだ」と、ガスリーは木曜日にイモラでCanal+のマイクに向かって語った。
「もしミスをしてコースの外に出てしまったら、ペナルティを受けるべきだ。MotoGPが求めるものとF1に必要なものとのバランスは常に考慮しなければいけない。だけど、F1に特化して考えれば、これですべての問題が解決されると思う。少なくとも、トラックリミットについての議論はなくなるだろうね」
「僕たちにはコースがあって、それを最大限に活用する。もし外に出てしまったら、少なくとも即座にペナルティを受けることになる。僕は、どこのサーキットでもある程度そうあるべきだと考えているよ」
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