ルクレール、バーレーンでのフェラーリの勝機を伺う
シャルル・ルクレールは今週末の開幕戦バーレーンGPで自身とフェラーリが優勝を狙えることを期待しており、昨年までの世界王者レッドブルを倒すために”絶対にすべてを尽くす”と誓った。
レースシミュレーションを行わなかったレッドブル
ルクレールとカルロス・サインツはプレシーズンテスト後、アップグレードされたRB20の走りがパドックの人々を驚かせたことを受け、レッドブルが新シーズンに向けて倒すべきチームであることに変わりはないとコメントした。
バーレーン・インターナショナル・サーキットに集まったF1関係者がレースウィークを迎える中、ルクレールはフェラーリの可能性と、レッドブルとの比較対象になっていない部分について新たな評価を述べた。
また、ルクレールは「レッドブルはテスト中に完全なレースシミュレーションを行わなかったチームのひとつで、通常この結果が自分たちの位置を知るのに役立つんだ。」とし、「彼らの位置を知るのはとても難しい。」と語った。
「1回走ったから、自分たちの位置は明らかだ。いくつかのチームはレース走行を行ったので、彼らの立ち位置もなんとなくわかるが、レッドブルはそうではない。レッドブルに対して自分たちの位置を知るのは不可能だ。」
バーレーンは得意とするサーキット
サクヒールでは2度のポールポジション(2019年と2022年)と1度の優勝(2022年)を経験しているルクレールは、「ここは過去に得意としてきたサーキットだし、優勝を狙っていきたい。もちろん、チャンスがあれば、それをつかむために全力を尽くすつもりだ。」と付け加えた。
そして、昨年未勝利だった彼自身と、わずか1勝に終わったチームにとって、2024年にはどのような結果が出れば成功したといえるかという質問に答えた。
「さらに多くの勝利に挑戦することは、間違いなく前進であり、ポジティブなシーズンになるだろう」とルクレールはコメントした。
「僕たちは昨年後半の勢いを維持していく必要があると思う。昨年は全体的にポジティブなシーズンではなく、2023年初頭は予想よりもずっと低いスタートだったが、後半は比較的ポジティブだった。」
「チームのみんなも、パドックのみんなも、僕たちがポジティブなスパイラルに入っていて、より良い方向に向かっていることを感じていたと思うし、これから何を目標にするべきか、どうやってそれを達成するべきかという明確なビジョンがある。」
「今シーズンに対するアプローチとして、昨シーズン後半がまさにそうだったように、明確なビジョンを持って、マシンに何かを追加するたびに大きく前進していく必要がある。」
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