ルクレール、終盤のトラブルで痛恨のリタイア「今日は何も貢献できなかった。ルイスの勝利は彼自身の実力だ」
バルセロナGPの決勝レースで、フェラーリのシャルル・ルクレールは長きにわたりポイント圏内を快走していたものの、終盤に発生した技術的トラブルにより手痛いリタイア(15位完走扱い)を喫した。
チームメイトのルイス・ハミルトンがフェラーリ移籍後初優勝を飾った記念すべきその日、直前のモナコGPでも苦しい結果に終わっていたモナコ人ドライバーにとっては、あまりにも対照的で苦い一日となってしまった。
レース後、ルクレールはリタイアの悔しさを滲ませながらも、率直に次のように語った。
「今日は(チームの)成功に何も貢献できなかった。今回の結果は、ルイスとチームが自分たち自身の手で勝ち取ったものだ」
予選のミスから始まった苦難「すべては自分の責任」

28歳のルクレールにとって、このバルセロナの週末は最初から厳しい戦いだった。前日の予選では自らのクラッシュにより10番グリッドに沈み、決勝に向けて自ら状況を難しくしてしまっていた。
それでも決勝では意地の走りを見せ、10番手スタートから一時は6位まで順位を上げる挽回劇を披露。しかし、チェッカーフラッグまで残り4周というところで、悪夢が襲う。ブレーキ・バイ・ワイヤー(BBW)システムが突如故障し、続いてパワーステアリングも失ってしまったのだ。
「それで終わりだった」と静かにため息をついた。
ルクレールは、結果的に高くつくことになった前日の予選でのミスについても、いつものように徹底的な自己批判を展開した。「(予選でもう少し上位陣と)タイムが近ければよかったが、そうはならなかった。あれは僕のミスだ」
勝者ハミルトンとチームの進化には最大級の賛辞
自身は失意のどん底にありながらも、チームメイトの歴史的な成功と、マシンのポテンシャルを引き上げたファクトリーの努力に対しては、最大限の敬意を表している。
「ルイスには大きな祝福を贈りたい。彼はこの成功をしばらく前から狙っていたし、本当に素晴らしい走りだった。そしてチームにもおめでとうと言いたい。アップデートによって、僕たちが確実に前進していることを証明してくれた。それだけに、自分自身の結果には信じられないほどがっかりしているよ」
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