ホーム » F1 ニュース » フェルスタッペン「まだ4番手チーム」――バルセロナ4位も現実を直視、アップグレードが急務

フェルスタッペン「まだ4番手チーム」――バルセロナ4位も現実を直視、アップグレードが急務

· · ·
max verstappen red bull Barcelona

2026年F1第7戦バルセロナ=カタルーニャGPで4位フィニッシュを果たしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が、レース後のインタビューで現在のレッドブルの実力を冷静に分析した。アントネッリの終盤リタイアによる繰り上がりとはいえ、優勝したハミルトンから40秒以上の差をつけられた現実に、4冠王者は一切言い訳しなかった。

「どのタイヤでも速くなかった」―タイヤマネジメントが最大の課題

FIAのADUO評価でレッドブル/フォードが最強ICEと判定されながら、パワーサーキットであるバルセロナでも勝利争いに加われなかった。フェルスタッペンはその理由をタイヤに求めた。

「すべてのタイヤコンパウンドで少しずつズレがあった。戦略自体は正しかったし、タイヤの選択も間違っていなかった。ただハードタイヤのフィーリングは良くなかったし、正直どのタイヤでも速くはなかった。ここはハイスピードコースだが、スピード自体が大きな問題というわけではなかった。予選でもそれは同じだった。このコースはタイヤを本当にひどく消耗させる。タイヤデグラデーションが今の我々の最大の課題だ」

「フェラーリ、メルセデス、マクラーレンの後ろにいる」

チームの現在地についても容赦のない自己評価を下した。

「明らかに、まだフェラーリ、メルセデス、マクラーレンの後ろにいる。ここ数戦、レースではそれぞれのチームの1台の後ろで終わっている。今のところチームとして4番手の力だと思う。少し改善されてきたかもしれないが、まだ望む場所にはいない。取り組んでいるし、近いうちにもう少しパフォーマンスを見つけられると信じている」

開幕当初と比べた変化については、予選でポールとの差が0.3秒台まで縮まったことを前向きに評価しつつも、「まだ十分ではない」と率直に認めた。

「セットアップだけでは解決できない。アップグレードが必要」

max verstappen red bull Barcelona

解決の道についても明確に語った。

「そのためにはアップグレードが必要だ。今年はそういう年です。良いアップグレードを持つチームが前進する。もっとパフォーマンスを見つけられない限り、今後のレースでも4番手のままでしょう。それはセットアップの変更だけでは実現できない」

ミエキース代表が示唆したオーストリアGPでの大型アップグレード投入が、この発言と符合する。自身のホームサーキットであるレッドブルリンクでの巻き返しが、フェルスタッペンにとっても次の大きな目標となる。

ハミルトンの初優勝を祝福「このような勝利はいつも特別だ」

ハミルトンのフェラーリ初勝利に対しては、ライバルとして率直な祝福の言葉を送った。

「うまくやったね。おめでとう。何度も優勝していても、このような勝利は常に特別なものだと思う。フェラーリで初めて勝つというのは、いつも特別なことだ」

アントネッリのリタイアに寄り添う言葉も

終盤に自らを上回る速さを見せながらフロントウィングの故障でリタイアしたアントネッリについては、共感をにじませながらこう語った。

「これはレーシングの一部。自分も経験したことがある。ただ、彼があの段階で本当に速く、チームメイトを追い越せるペースを持っていたことは、明るい材料だと思う。信頼性が問題になることもある。残念ながら、それもレーシングの一部だよ」

【関連記事】

類似投稿